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自分の作品の気に入ってるタイトル並べ奴

 もしかしてワイ、noteに対して気負いすぎなのでは……? とふと思ったので、試しにラフな気持ちで文章を書いてみようという試み。
 自分の作品の気に入ってるタイトルについて自画自賛していきます。


「沈馬ミミは絶望を知らずに死んでいった」(マギレコ・オリキャラ)
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16875037
 まどマギ世界観において「絶望を知らずに死」ぬなんてことはあんまり起こりえないのでいいフックになってるんじゃないですかね。
 読み終えてタイトルを振り返った時「いや確かにそうだけども……!」ってなってくれたら嬉しい感じです。

「夜ならせめて明けないで」(マギレコ・ななはづ)
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11021280
「夢ならせめて覚めないで」というありがちフレーズの変奏ですね。そもそも魔法少女にならなければ出逢えもしなかった二人で、辺りには死や絶望がどんどん積み重なっていって、とても陽の当たる場所で安らげるような日々じゃない、二人でいられる時間は夜のようだけど、それでもせめて少しでも長ければいいな、という、全部説明するじゃん

「いってきますを言いに行く」(デレマス・奏周子)
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9710272
 家出して、辿り着いた先で自分の道を見つけて、あたしちゃんと生きていくからと告げに行く……だけだったらよかったんだけど、という話。
「いってきます」とわざわざ「言いに行く」ために出向くってこと? という違和感がいいですね。

「ライカじゃなくていいよ」(にじさんじ・mtlz)
https://meltymaze.booth.pm/items/2843586
 電子書籍『nighthawks』に収録の短編です。
 ライカは単身宇宙へ放り出されて二度と帰ってこなかったけど、あなたはひとりで行かなくてもいいし、帰ってくる場所も用意して待ってるから、気にしないで行きたいところへ行ってください……という”誓い”……”祈り”……”願い”……そういうやつです。やっぱ二次創作って”祈り”だからな……

「太陽のようにまた落ちて」(デレマス・奏周子)
https://meltymaze.booth.pm/items/1448218
 電子書籍『幾つの星座を飛び越えて』の章タイトルです。
「落ちて」は恋に落ちるってことなんですが、恋をして辛い思いをするという経験を、日が沈んで夜になるように何度も繰り返してきて、そしてまた……という上手いタイトルですね~
 惜しむらくは、この電書自体が片手の指で数え足りる部数しか出てないということですね! とてもつらい

「代わりのないさよなら」(デレマス・奏周子+志希フレ)
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9809225
 さよならの代わりに云々かんぬんって表現はありがちですが、訣別の物語でありなげーーー物語の最終回だったので、終わりです! 終わりだ終わり!! という気持ちを籠めました。
 さよならをすることこそが、この話の視点人物が示せる最後の誇りなので。

「比翼連理じゃない」(にじさんじ・mtlz)
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14185581
 これ、僕のつけるタイトルとしては非常に珍しいリズムな気がしていて、端的に言えばあんまり僕っぽくない感じがしています。雑な例ですが「比翼連理じゃない”けれど”」とかだったらいつもの僕って感じがします。
 でもこの突き放すような感じは内容と合ってる気がするのでまあいいか……となっています。


 ちなみにほとんどの場合で僕は最初の方にタイトルを決めてしまいます。ネタ出しやプロット作成の段階で、その一部としてタイトルを(仮にでも)つけて、作品の全体像というかシルエットを確定します。タイトルが思いつかないと書き始められないまであります。
 あとほぼ英語を使いませんね。単純に僕が英語わかんないからです。抽象的な話になりますが、言葉の「響き、手触り、舌触り」とでも言うべきものと「意味内容」の兼ね合い……みたいなものを、使い慣れない英語ではコントロールしきれなくて、長ったらしくなっても日本語で出力した方が納得できます。いや本当は和英辞典を引くのがめんどくさいだけかもしれない。
 ごく稀に「どうしてもこの言葉が使いたい」みたいな発見があり、そういう時は英語にします。最たる例は「Peak of Eternal Moonlight」(にじさんじ・mtlz)です。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14746642
 これは「永遠の陽射しの頂(peak of eternal light)」という天文学用語をたまたま見つけてえ~~~なにこれ良い!! ぼくこれつかいたい!! となったのでこうなりました。


 ほんとうにオチも何もないで~す

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