知るほどいとおしい、鹿の生きざま。「ENISICA」はしなやかなジビエ革に、貪欲に生きた証を映し出す
STORY10:ジビエ 鹿革のバッグ・小物「ENISICA」
鹿という生き物に、あなたはどんなイメージを持っていますか?
神聖な生き物として描かれる映画の中や、直に触れ合える観光地でのイメージが強いかもしれません。しかし今の日本では、鹿は畑を荒らす“害獣”として問題となることが多く、年間約60万頭の鹿が駆除され、そのほとんどが廃棄されているのが現状です。
革小物作家の松木真麻さんは、2020年にジビエ鹿革のブランドENISICA(エニシカ)をスタート。野生を生き抜いた鹿