FFXIV 黄金の感想(愚痴)

まず初めに。めっちゃくちゃネガティブです。7.0楽しかった~!って人は読まないでください。せめてひっそり文字にして吐き出したかったってだけなので。尚、これはシナリオに対する愚痴であって特定の個人、団体等を中傷する意図は一切含まれていません。あとめちゃくちゃ長いので注意。





本題。
黄金の遺産、それなりに楽しみにはしてました。6.2以降はリアルの都合でプレイ時間の確保が難しかったのですがそれも解決して、7.xは真面目にFFできそうだなってテンションも上がってたんですよ。グラフィックアプデに合わせてPCも買い替えたりして。
そうしてアーリー初日から駆け抜けたシナリオの感想は…不愉快。これに尽きます。買い切りのオフゲだったら途中で投げてハードオフに持っていってたと思います。

今回のシナリオの大筋はヒカセンが未知の大陸で王位継承戦に協力する…というものですが、私はまずこれがダメでした。まずヒカセンが協力する必要性が全くありません。6.0までは「やらなければならない」理由がちゃんとあったんですよね。2.0ですらその辺はちゃんとしてました。引き込みに散々使われた黄金郷だって、メタ的な話をしてしまえば見つけたところで自機にとっては1ギルの得にもなりません。依頼主のライオンは「王にしてはいけない奴がいる!」と語ってはいますがそれはあなたの都合でしょと。紅蓮の時も感じはしましたがあれは帝国主義国家の被占領地を開放するという「理由」がありましたしヒカセン達が起動してしまったオメガも追いかけなきゃいけないという必要性も一応ありました。今回はとにかくそういうものがない。前置きとは矛盾しますが、開幕前から「これ面白い話になるのかな?」という一抹の不安はありました。
そして始まる黄金のレガシー。最序盤の説明パートから「うーん…」の連発。ライオンさんが熱く語った「王にしてはいけない人物」のゾラージャにしても、外洋航行技術すら持たないトライヨラに外征する!と言われましても。どこと戦うの?そもそも6.55までの物語でエオルゼア各国は同盟状態にあるわけで、どこかに手を出して上手くいったところで残りの諸国にボコされるのが目に見えています。精強な軍隊を持っているという風でもないですし。申し訳ないですがオメガやらオミクロンを見たあとの自機にとっては失笑ものです。帰っていい?もっと言うなら次兄(養子だから表現があっているかは知らない)のコーナは特に戦争をしたいとも言ってません。王様、この人でいいじゃん。「平和を守りたい!」という動機に全く緊迫感が持てませんでした。あとバクーなんとかさんにタコス踏まれた。許さん。
とは言えこのゲーム、メインシナリオを完走しないことには零式も何もできないので進めますよ。なんかなーってこの時点で思いまくってます。グラアプデの恩恵なのかテッカテカになったエレンヴィル君でも眺めながら。
そして全く乗り気にならないまま継承の儀とかいう謎のレースの試練に挑むことに。もうね、バヌバヌ亜種とペルペル…でしたっけ?の2つをやった時点でわかりました。これは茶番だと。仮にも王様を決める試練なんですよね?ならもっと緊迫感を持たせてください。力、知恵、持てるもの全て振り絞って、それでも届くかどうかというレベルじゃなきゃダメでしょ。お祭りをしたらそれが魔法の儀式で不作を解決!も、不等価の取引も働いたからオッケー!も見ている側からしたらあのさあ…と。こんな緊張感のないストーリーじゃ引き込まれないですよ。途中からものすごい眠くなったことしか記憶に残ってないです。ゾラージャがシリアスな雰囲気出しながら金のアルパカ捕まえてきたところだけは面白かったけど。
とにもかくにも試練(茶番)を2つ終わらせてやーっとIDかなあって思ったら王様であるグルージャジャに呼び出された気がします。もうなんか覚えてません。手合わせしたいとかなんとか。一番上の選択肢選ぶと自機がニヤって笑うのは良かったです。ここまでのストレス発散させてくれるの?やったー!多分今回のシナリオで唯一、自機とプレイヤーの感情が一致した瞬間。でもあんまり強くなかった
で、王様から今回のレースは全部茶番だよと明かされます。知ってたよ。ライオンさんについて聞かれますが、脳内全会一致で王の器ではありません。このライオンさんについては後ほど触れるのでここでは割愛しますが、もう帰らせてください。オールド・シャーレアンでアルフィノ一家とBBQでもしていたほうが絶対楽しいです。ヒカセンの夏休み、それで良くない?
そしてやっと、やっと最初のIDが開放。これがまたよくわかりませんでした。船が壊されたから陸路いってくれって、なら最初から陸路でいいじゃん。なんかサンクレッドが壁崩してきた。でも別ルートから進める。サンクレッドなら別ルートもあらかじめ塞いでおくとかやりそうですけど。なんのために出てきたんだ。気持ち悪い虫をボスにするならウリエンジェとサンクレッドがボスでいいじゃん。最後は「時間は稼いだ…」とか言いながら撤退していく感じで。そして結局船で行くという。修理待ってちゃダメだったんですか?
そしてたどり着いた集落のモブリン…?の試練は茶番もいいとこ。急に派遣会社の営業やらされた。いや必死にお仕事してる派遣業界の方に失礼か。新しい職人を見繕って来いでしたっけ?結局それも「偶然」出会っていた外国から来たばかりの職人にライオンさんがちょっと話したら行きます!って。ライオンに都合よく話が進みすぎ。同じ結果でも、初めは断られて、断られて、時には凹むようなことを言われて、それでも諦めずに探す!とかにはできなかったんですか?あとバクーなんとかさんは横からゾラージャが連れてきた職人を拉致ろうとしてワンパンされていました。ゾラージャがヒカセンより強いとはとても思えないので格付け完了。あーやっと次のIDかーって思ったら急に呼び戻されるライオン、よりによって一人で行かせる暁の面々。そして案の定誘拐される。いや怪しさMAXじゃん。何棒立ちで待ってんだよ。特に自機。前にイシュガルドで一服盛られたの忘れたんか?数十時間練習したギミックでも翌週の消化のときに忘れてる?そう言われたら説得力あるな。ふざけんな。
この誘拐騒ぎでコーナと一時共闘することに。はい、いつもの仲良しこよし。暁を二分しての苛烈な継承レースとは…?あとね、妹が心配なのはわかるけどなら器じゃないってはっきり言って責任の伴う国家元首って立場から遠ざけてやるのも兄の役目なんじゃないですか?現状、ライオンが玉座に座ってコーナより良くなる未来が全く見えない。コーナはサンクレッドやウリエンジェとの会話の中で自分なりに成長していくのが見えるだけに、シナリオが進めば進むほど「あなたが王様じゃなくて良くない?」となってしまう。あとバクーなんとかさん、あれだけイキったんだからヒカセンにくらい挑めよ。手下に「うるせえ!こんな奴(ヒカセン)にビビッてて王になれるかよ!」くらい吠えてみせろ。ゾラージャにワンパンされてメンタル弱ってたのかな…
ここから93IDに行くまでは記憶がありません。ライオンが敵対部族を庇ったら急にスン・・・ってなったような気がします。ずいぶん都合がいいんですね。普通領地がらみの対立ってもっと複雑でドロドロしたものだと思いますけど。93IDは山登り。ゾラージャが道を崩してきた。何回やるんだこのくだり。ヨカフイ族?の死生観はよかったですね。例え死んでも、誰かが覚えていれば生きていた事実は残り続ける…みたいな。族長のお話聞いてたらバクー何とかさんがヴァリガルマンダの封印を解いちゃった。いやそんな簡単に解ける封印だったんか…ユニコーンガンダムもびっくりのガバガバ封印。エレンヴィルがエーテルから追跡するって言いだしますけどファイアスプライトに誤反応してたらダメじゃない?単なる時間稼ぎにそこまで考えてなさそう?あっはい
眠い目をこすりながら討滅戦。こんなもんか、以上の感想はありません。これ本当に必要だった?討滅後のゾラージャが言ってた「こんなものでは奇跡の証明にはならんか」みたいな一言が印象に残りました。金のアルパカのくだりでもちらっと思ったけど、随分と父親にコンプレックスがあるんだなあ、と。今からゾラージャ陣営につけない?胡散臭いトカゲとヒカセン交換しよ。そのほうが余程面白そう。というか、そのレベルで興味が持てないんですよね…あー結局なんだかんだで都合よくいくんでしょ?失敗しないんでしょ?というのが透けて見えちゃうというか。
ヴァリガルマンダは無事に倒せて一件落着、物語は問題の食の試練へと進みます。「何故か」4人揃わないと始まらない試練、「何故か」チーム分け、「何故か」片方のチームしかクリアにならない。頭の中は疑問符でいっぱい。多分眠気のほうが強かったけど。チーム分けという強引な手段まで取ったのだから、普通はゾラージャかバクージャジャと組まされて否定しかしてこなかった相手の内面を知ることになると思ったらまさかのコーナと仲良しこよし。ああそうでしたね、茶番でしたねこれ。作れと言われた料理にしても、建国に関連するくらいな重大な事項に絡む料理なんだから王族が知らないのは不自然だし。お前これでよく「この国が好き」とか言えたな。逆にびっくりしたわ。コーナにしても留学する前に自国のこと学んでおいてください。秘匿されていたわけでもあるまいし。ずっと「知りたい」と言い続けてはいますが、「知らない」ことの理由付けがなされていない。秘されているわけでもないことを知らない理由は、無関心だったからくらいしか思いつかないんですけど?あとバナナの葉っぱが隠されてた理由も謎。「歴史を知らなければ料理を作れない」ということにするなら、じゃあ最初から背景を含めて知ってて最短で作ろうとした場合どうするの、ということになります。あとバナナの葉っぱって隠そうと思って全部隠しきれるものなのかも謎。ここでも都合よく「知ろう」とした結果隠されていたバナナの葉っぱを見つけることができて無事勝利。ゾラージャとバクージャジャからしたら失笑もいいところでしょ。バクージャジャの片割れが言ってた「やる意味ないよ、こんな試練(茶番だったかな?)」というセリフが一番同意できました。ここでもヒカセンがいる意味はなかったね。クルルさんと一緒に料理できるのは楽しそう。
で、種明かし。審判はライオン王女の実父。あのさあ…
もう多くは語りません。贔屓した事実があるかは知りません。あったかもしれないしなかったかもしれない。そもそもそれはどうでもいい。でもその解釈の余地を残すな。公平に見えるようにやれ。国家元首、しかも国王っていうめちゃくちゃ権限の大きな役職を決める儀だって全員が忘れてんのか?自機も不快な顔しろ。なんでふーんいい話じゃんみたいに聞いてんだよ。それと、養子の王族の実親なんてスキャンダルになりかねないネタは墓場まで持っていけ。もうこのあたりの記憶は全削除したい。そして案の定盗み聞きされて拉致られる。あの、審判役に手を出しちゃいけませんってバヌバヌ亜種が言ってたんですがそれは?茶番だしいいか。そして始まるインスタンスバトルはまさかのライオン操作。嫌なんですけど。これくらいヒカセンにやらせろ。というか人質まで取った小悪党相手にタイマンしてやる義理もないでしょうに。もっと言うなら勝算あるんですか?序盤にあいつは自分より強いって言ってたけど、最近成長するようなことありました?でも何故か勝てちゃうんですよね、何故か。見下してた相手にタイマンでボコられてバクージャジャは完全にメンタルクラッシュして脱落。結局内面の描写ほぼなかったな…かわいそうに。(ヴァリガルマンダの解放って普通に考えたらヤバいことしてるけど捕まえなくていいんだろうか)とりあえず小悪党をボコしてめでたしめでたし、試練は次が最後。やっと終わるよ…でもレベルは95、この時点で不快度指数はかなり高いんですけど、まだ5レベル分もあるんですかこれ?そう思いながら樹海の奥へ。まずシナリオには関係ないけどエーテライトの位置。なんでそこに置いた。モブハンやら素材堀りやらで何百回もここに来ることになるのに、目的地が逆側にあったらどうなるか一瞬でも考えたのか。そして着いて早々ゾラージャが脱落。父親の幻影に負けてプッツンして審判役に斬りかかってまたボコられたらしい。審判役を誘拐したバクージャジャには特に何も言ってなかったんですが?そしてバクージャジャさん、里帰りしたら毒親にボロクソ言われてまた病んじゃった。泣いちゃったじゃん!で、なんか王女様とコーナがキレて試練やんないとか言い出す。えーっと?じゃあ帰るよ?クルルさん、調査はまたの機会にしよう。今度はグラハとエレンヴィルと4人だけで。私達はもう十分頑張ったよ…いつものごとく「知りたい」と言い出した王女様のお目付け役に戻る自機。ヘラったバクージャジャとお母さんが色々教えてくれる。「双頭の教え」っていう教義のせいで多くの命が犠牲になってるらしいけど、それも卵から孵れないというもの。で、そこまでして生まれてきた双頭も50IDの時点でヒカセンにボコられているという…もうちょっと、何か、なかった?樹海ではバナナしか育たなくて貧しい暮らしを強いられているマムージャ族への解決策も、じゃあ外国から植物を輸入しよう!って。暁の血盟さん、そんなにIQ低かったですか?輸入した品種って経済的な強みあります?品種改良するにも膨大な時間が必要だと思うんですけど。エレンヴィル君、動植物のエキスパートのグリーナーですよね?生態系への影響とかは?新しい農業が実を結ぶまでの暮らしはどうするの?生活水準、いつ上がりそうですか?でもこれが素晴らしい解決策なんだって。当事者のマムージャ族がそう言ってるならそれでいいんじゃないでしょうか。私は疲れました。きっと自機も苦笑していたことでしょう。話は試練に戻ります。全盛期のグルージャジャを倒すんだって。バクージャジャ倒すのにもLB連打してたライオンさんじゃ無理じゃない?と思ったらまさかの全員でボコる。コーナまで棄権して援護するって。あの、王になって外国の先進技術で国をよくするという決意はどこに?その程度の覚悟だったの?もういいか。さっさと終わらせましょう。こちとら果ての果てまで行って絶望っていう概念ボコってきたんだよ。今更幻影に負けるわけないだろ。はい勝ちー。対戦ありがとうございました。これで試練は全クリ。黄金郷を探し当てたらやっと終われます。そして解放したIDはまだ2つ。ならここから面白くなる余地はあるか…?と思いつつ95IDへ。ここは素直に良かったです。2ボス後の尋常じゃない何かにつながってそうな雰囲気は最高。ちょっと面白くなってきたじゃん!とテンション上げつつクリア。過去視で赤ん坊のクルルさんがガラフさんに託される場面をみました。親っぽいララフェル、お前なんか喋れよ。渡すだけ渡して戻っていった。そしてまさかの門は開かず、そのまま継承の儀は終了。は?はあ?いや諦めんなよ。こじ開けろよ。「開かないけどまあいっか」で帰れるほど満足してないよ私は。でも帰る。シナリオ上帰るのだと言われれば逆らえない。悲しい。
帰ったら何故か皆が新しい王様に万歳状態。なんで?ゾラージャやコーナが勝ってそうなるならまだわかる。なんで見送りもほぼなかった王女が勝ってよかった!になるんだ?君らの国の元首だよ?下馬評調査でほぼ勝ち目なしの候補が大統領になったようなものだと思うけどそれでいいの?そしてコーナは理王に。これも食の試練あたりから見え見え。あそこで組ませたのは「コーナも試練全クリしてるしいいよね!」という論理を組むため。全ては茶番。もうなんというか、寒い。なあゼノス、こんなことになるならお前を殺さなきゃよかったよ。人の心が1ミリくらいわかるようになったお前とやいのやいの言いながら旅したほうが楽しかったよ。
そして行方不明になったゾラージャは誰も心配しない。親であるグルージャジャさえも。あの、王子なんですよね?儀に負けたらもういいの?相当メンタルにきてたように見えますが。よくわからないルガディンのおじさんが襲われるのこの辺でしたっけ。もう寒すぎてよく覚えてません。
で、その夜ですよ問題は。あ、誰か来た。アリゼーかな、クルルさんかな。アルフィノがお疲れ様言いに来てくれるのかな。それともグラハがタコス買ってきてくれたのかな?エレンヴィルと一杯やるのもいいなー。まさかのライオンって。択が出なかった時点で嫌な予感はしたけどさあ。何しに来たんだよ今更。もうあなたはお腹いっぱいです。ここまでのムービーで7割方センターだったんだからもういいでしょ。いい加減私に夏休みをください。あのね、日が暮れてから知り合ってそう長くない相手の部屋行くって普通は失礼かなあとか思いませんか?あのアリゼーだってそれをやるまでにゲーム外時間とはいえ10年かかったんだぞ。水晶公なんて何年かかったと思ってんだ。二人に謝れ。距離感バグりすぎです。普通に怖い。要職についてほしいとか言われたけど謹んで辞退させて頂きます。それよりギルください。5000億くらい。そしたらまだいい仕事だったなあで終われるので。はあ…
黄金郷の門の開け方はこっちで調べとくわ!と言われたのでエレンヴィルと里帰りすることに。ようやく、ようやく解放された!よくわからない西部劇を見させられても、エスティニアンがサボテンダー食ってても、ここからが本番だ!と思える荒野マップ。いやほんと中身なかったな。これいる?第一世界のトロッコ親方っぽい人が酒浸りになってなかったのだけはよかった。奥さんを大事にしてね。そしたら急に始まるスターウォーズ。なるほど、ここからが7.0だな?トライヨラの方に艦隊が向かったんだって。まあ多少は心配だし行くかあ…と戻ったら思ったよりやばいことになってた。敵兵のビジュはどっかで見たことあったけど()王宮に急行したらお出しされるサイバートカゲ。デザインは紫がマッチしてて敵としては悪くない。ゾラージャはどれだけ強くなったかと思いきやまさかのグルージャジャに普通に負ける。せめて勝って?あ、なんか復活した。あ、グルージャジャ刺されちゃった…あの、自機さん、棒立ちしてるけど止めに入ろう?手出すなって言われてはいたけども。暁の面々もさあ…そして父と娘の涙の別れ。はい、これが見せたかったんですね。ヒカセンが割って入ればお父さん死なずに済んだと思いますけど。ほら泣けるシーンだぞ!と言われても感情移入できません。ご愁傷様でした。グルージャジャを殺したらゾラージャは賢者タイムになって帰っちゃった。当然追いかける。けどまたライオン係。ああ王様係?どっちでもいいや。基地に突撃するために列車を使うんだって。これどっかでみたな?あ、思い出した。緋弾のアリアにあったわそんな話。アレは砂漠を長距離移動してエリア51に突っ込む必要あったから列車もまあうんってなってたけどFF14の狭いマップ1エリア分でしょ?目立つ列車よりホバー船に全員乗せて行けば良くない?だめ?それとヤシュトラってこの辺からいたっけ?よく覚えてない。線路の破壊も試みずバリスタでバタバタ落とされる航空兵力はもはやギャグ。ほんとよくこのレベルで外征とか言ったもんだ。ガレマール帝国に留学してこい。もうないけど。87IDはそこそこ。ゾラージャ様とか呼ばれてたけどいつこの軍団作ったんです?武器のデザインは好き。絶武器しかミラプリに使わない?まあはい
突入したらそこは異文明でした!雷だらけでヤバそう。エレンヴィル君すごいところに住んでたんですね。と思ったら前からこんなではなかったらしい。数年前に開通したっていう鉄道の駅が廃線になってから数十年ってレベルで朽ち果ててるのも謎。入りとしては悪くない。尚王様係…
この辺でスフェーンとご対面。感想は「お、やるじゃん!」って感じ。やっとこう、外見から関心を寄せれるキャラデザの子が出てきたなと。FF14というゲームの可愛い系キャラはなんだかんだアリゼーが限界なんだろうなと思っていたところがあるので、いいじゃんいいじゃんと思っていた。この時は。しかしここはトライヨラ、王様の国なのである。スフェーンと話すのもライオン、散策の時も必ず王様の付き添い。もういいって!やめてって!スフェーンはヒカセンと話したそうにしてんじゃん!察してくださいというか玉座に座っててください一応国の非常時です。あーあ、せっかく自機は♂ミコッテで絵になりそうなのに。(これはシナリオ関係ないと言えばないけど)
ここはアレキサンドリアっていう国でスフェーンは理王、ゾラージャは武王なんだって。で、スフェーンとゾラージャは敵対している…らしい。ただヒカセンはスフェーンをちょっと疑わしい目で見てる。話をまとめると障壁の内部は霊災が起きた後の鏡像世界っぽくて、エレクトロープ?とかいう万能物質で進化した文明でめっちゃ機械化が進んでる。それで魂が…え?何だって?アレキサンドリア人によると、魂資源なるものが存在し国民の命は残機制なんだと。魔物に殺されても残機があれば復活できるよってことらしい。なるほどゾラージャが復活したのはそういうことか、とはならんやろ。そもそもFF14の世界では生命というのは肉体と魂(記憶がここに含まれる)で成り立ってるはずで、グルージャジャに斬られて死亡したゾラージャに魂を注入したところで復活しないと思うんですけど?というか肉体の損傷はどうやって治したんですか?私が間違ってますこれ?少し考えてもわからなかったので「そういうもの」と認識して先に進むことに。魂資源とやらを消費して超強力な治癒魔法を施す仕組みということにしたら説明がつくのかもしれない。死んだ人のこともみんな忘れちゃう。「雲の上に預けられる」とは…?また一癖も二癖もありそうな勢力が出てきた。障壁内部で30年時間が進んでるのも謎。鏡像世界は時間の流れが~ていうのは漆黒で出てきた話だけど、今いるここは最初からこの瞬間まで原初世界だったわけで。障壁が出現してからは障壁の内部も原初世界扱いになるなら内部だけ時間が30年間先に進んだことになる。はて?でヒカセン達が突入したら時間の流れが同期する?うーん?それはさておきスフェーンがゲスト登録してくれたので都市内部に入れることに。ソリューション・ナイン。ネタバラシされてたらしい。外見はPSO2みたい。それで、内部のマップ配置を見て察しました。これここで戦うイベントあるな、と。敵を倒しながら進むために無駄に広く、細切れになってるでしょこれ絶対。そして散策フェーズ。ここでも王様になったライオン係。もうさあ…スフェーンとヒカセンで話しさせてやれって。ツーショが見たいのもあるけど。ヒカセンしか知らない知識を教えてあげる場面とか必要でしょ。何なのこれ?マジで自機いる?いらないよね。要らないならそう言ってください。後で来るので自国の問題は自国でどうにかしてください、とも言えず。画面の前で病んでたらマシンを遠隔操作してるエレンヴィルのお母さん、カフキワが出てきた。本人は安全なところにいる?安全が確保された都市内より安全な場所?あ、はい。そういうことですね。次に出てきたのはゾラージャの息子。あれだけ親にコンプレックスあったのに自分は子供作るのね。グルージャって名前どうにかならなかったんですか。なんでゾラージャのコンプレックス抉るようなことするんですか。もういっそ不憫になってくる。そもそも王に反逆するレジスタンスがなんで王の子どもの面倒見てるんです?人質にするためか?話を聞いて逃げちゃうからそうでもないっぽい。追いかけたら変なメカがいた。事情通っぽいから話を聞くと永久人という単語が出てきた。これがキーワードだね。王様が家族とは~みたいな話を始める。このあたりも詳しい流れをよく覚えてないけど、「アタシたちはお前の父親を◯すけど、お前とは仲良くなりたい!知りたい!血はつながってなくても家族だ!」とのこと。いや普通の子ならこんな事言われたらブチギレると思いますけど…それとグルージャはあくまでゾラージャに自分の息子として接してほしいんであって、大人の都合を熱く語られても困ると思いますよ。グルージャも丸め込まれるな。意思を見せろ。頑張れ。あ、丸め込まれた。駄目だこれ。ゾラージャが急に障壁の外に侵攻するって。待ってるって言ったのに。観光しすぎてシカトすんなって怒っちゃったみたい。追いかける。王様ライオンがレギュレーターっていう残機を管理してるシステムを壊す。「その程度で勝ったと思うな(うろ覚え)」ふーん、悪役として貫禄出すじゃん。でも部下のレギュレーターを強奪する。30秒で矛盾するな。頑張れ。一方その頃、トライヨラへの第二次攻撃が開始されてた。コーナはなんか作戦があるって言ってたけど、何?それは遠く離れたラザハンからヴリトラを呼ぶことでした!はあ?いやあの、ラザハンって中立国では?いいの?6.xを通してヴリトラは自機に一生足向けて寝れないレベルの恩はできてるけど、太守様仕事は選ぼうね。あとヴリトラは立派に国家元首なわけで、前線に行かせて怪我でもしたらどうするつもりなんでしょうか。コーナさんそんな事も知らないの?やっぱこの国駄目なんじゃないかな。おい6.0のテーマを流すな。汚すな。戦艦が見掛け倒し。ガレマール帝国のアグリウス級はミドガルズオルムと相打ちするくらいに強かったのにどうして…?自分の軍隊の体たらくにブチギレたゾラージャが国民を◯して魂資源を回収しろとか言い出す。スフェーンが怒る。そうだもっと怒れ。それでこっちに来い。うん?トライヨラへんの侵攻はスフェーンが望んだこと?バカも休み休み…事実なんかい。永久人とやらを維持するのにエーテルが沢山必要で、原初世界から奪おうとしたらしい。でもこれって矛盾してない?エーテルが足りないならなんで統合されたトラル大陸の住民に普通に人権あるんだ?まずそっちから補充していけばいいじゃん。すくなくともあんな見掛け倒し軍隊で侵攻するより確実では?原初世界に侵攻したらヒカセンが出てくるってのはゾラージャは知ってるはずだよね?もうよくわかりません。ライオンがスフェーンに「アタシ達を騙したのか!」とか言ってるけど隠し事してるの透けてたじゃん。今まで何を見てたんだよ画面のど真ん中で。ゾラージャに斬られたスフェーンはベイルアウト。中身は機械兵でした。だから好きな食べ物は?って言われて答えれなかったんか。本人は800年前?に死んでるらしいしね。ゾラージャは帰りました。言ったり来たり忙しいですね。89IDに突入。ここの設定はすごく好み。魂を加工するとかいう倫理とか尊厳への挑戦みたいな偏った思想は大好物です。IDを抜けたら討滅戦。なんか人格崩壊してる…第ニ形態になる前、家族の幻想を斬っていくカットで一瞬ためらいがはいるのはいいけどバックボーンが明かされてなすぎてよくわかりません。言っちゃ悪いけどツクヨミの焼き直しだしね。あ、第ニ形態はコンプ爆発してていいと思います。討滅戦後は親子の別れver.2。どっちも掘り下げ不足すぎて自機は見てることしかできませんね。「俺はお前をどうとも呼ばない。どう在れとも願わない。(うろ覚え)」というセリフはよかった。これはきっとゾラージャがグルージャジャに望んだこと。グルージャジャは子育て失敗してることになるけど死んじゃったので真意は分からず終い。ライターの見せたかったものだけ見せられましても困ります。スフェーンが出てきて真意をぶち撒けるフェーズ。ゾラージャがもっていた「世界をつなぐ鍵」とやらで鏡像世界からエーテルを回収する作戦に変更する。永久人だって生きてるんだよ!と熱弁するスフェーンに、そうだよなあって画面の前で頷いてた。たとえ肉体がなくても、連続した記憶と人格があるならそれはもう人間ですよ。破綻しててもハイそうですかと諦められる話じゃない。民のことが好きな王様なら尚更。(スフェーンはシステムから思考を強制させられているとは言え)もうここからは自機が何してるかさっぱり理解不能だった。いや理解したくなかった。
最終エリア。ここからはもう不愉快の塊。他に何も無い。王様はいつものごとく「知りたい」しか言わない。そして知ったらはいおしまいとばかりにシャットダウン。お前、その行動の意味を理解してるか?数多くの人格を消去してるんだよ?そこにはもっと存在し続けたかった人もいるでしょう。消えたくないと嘆いている人もきっといたよ。何次のエリアが楽しみみたいな顔してんだよ。せめて背負えよ。祈れよ。ふざけんな。自機もそうだよ。グラハとゴンドラ乗ってる場合じゃないだろ。永久人はシステム自体が破綻してるから消すしかない?そんな諦めがいい奴じゃないだろお前。可能性を探して最後まで足掻け。というか何とかなるだろ。古代世界、イーア、オミクロン、ニビラーン、果ては第13世界の妖異まで。何のために「見て」きた?可能性がないと決まっていないなら、それを探し求めるのが光の戦士なんじゃないの?別の道を、誰もが納得できる答えを最後の最後まで追い求めるから英雄とまで呼ばれるようになったんじゃないの?方法を探す素振りすらない、カットシーン内にその選択肢もない。自分と変わらない人間を消し去ることへの痛みを感じている描写もない。時間がないならないでそれを強く描写しろよ。楽しそうに演劇してんなよ。スフェーンには悲しい結末しかありませんっていうのだけを見せつけられてもう気分は最悪。これのせいでクルルさんと両親の別れも、エレンヴィルとカフキワとの別れも見れたものじゃなかった。これが黄金郷なら見つけたくなんかなかったよ。同じことを4回もやらされたのも苦痛だった。最後に全部まとめてで良かった。リビング・メモリーに確かに「生きている」人たちを知って、聞いて、考えて。それを消し去る重さを背に負って。最後にシャットダウン。煌めく世界が一気に灰色に戻るのも含めていい演出になったはず。アーテリスを救った英雄はヘラヘラ魂虐殺野郎に成り下がりましたとさ。100IDをどんな気分で攻略したかも覚えてない。ただ、もう早く終わってくれとしか思ってなかったかも。不愉快を通り越して苦痛でした。スフェーンの痛々しい「私のことなんか庇わないで、逃げてってば!」の叫び声だけが残ってる。(台詞を間違えていたらすみません)ラスボス戦、やっと終われる…その思いだけで申請したら30分以上待った。音楽はいい。けど何も感情移入できない。倒したくない。こんな終わりのために、何十時間もプレイしてきたわけじゃない。もしオリジナルのアゼムがどこかからこの光景を見ていたらきっと失笑するだろう。そして舞い降りるライオン。最後の戦いまでぶち壊された。今まで、最後の戦いというのはヒカセンにしか到達できない場所だった。完結編だった暁月のフィナーレですら、暁の面々は祈りを届けただけ。そこに、主人公である自機に並び立てるのは同じく超越者であり希望を求めて光すら追い越したゼノスだけのはずだった。そこに何の背景も、理由も持たない(少なくとも私からはそう見える)ライオンの王女様が乱入してきた。なんかもう、ね…某本当に使えない奴ではないが、神聖な場所を汚さないでほしい。エデン共鳴編でガイアが乱入してきた時は良い演出だと思ったけど、こういう使い方は二度としてほしくない。決して。そしてなぜかライオンのお立ち台はヒカセンより一段高い。運営側がどんなメッセージを込めたかったかはしらないが、非常に不愉快。ゼノスだって足場になっただけなんだぞ。倒したと思えば、スフェーンと話すのは結局ライオン。エンディングにまで出しゃばってくるのか…。それと、「お前はただのシステムに過ぎない」とかいう選択肢を書いた人、ちゃんとウルティマ・トゥーレの話を理解してますか?デュナミスの再現体でしかない存在が、それでも自分たちにやれることがあるはずだって前を向いていく希望のストーリーが台無し。ネタにしてもやめてほしい。エンドロールからは全スキップしたので知りません。スフェーンのティアラが意味ありげに映ってたから復活があるかもとか見ましたが、さて。

追記。これだけだと「お前ただキャラのビジュで語ってるだけじゃん。スフェーンのほうが可愛いから擁護してるチー牛乙」という方もいると思うので。前提としてそれは否定しません。私は外見は重要であると思ってます。それとは別に、今回の物語で「戦うしかない」という説得力がとにかく弱かったと思います。今までのストーリーでは大ボスとはとにかく戦うしかない、それ以外の選択肢はないという論拠がしっかりと明示されていました。ガイウス然り、ナイツオブラウンド然り、ゼノス然り。エメトセルクは当然。エンドシンガーもそうでした。(こいつは概念なので話がどうこうの問題じゃない)ですがスフェーンはどうかと言われると疑問符を浮かべざるを得ません。永久人のシステムが破綻しているのはわかります。でも別の方法、ありそうじゃないですか。イーア族はどうでした?オミクロンは?そもそもアシエンという「肉体を持たずに生存している存在」が10年以上前から出てるんですよこの世界。彼らがエーテルを食い潰しているなんて描写はどこにもない以上、永久人のシステムには改良の余地があるような気がしてなりません。その辺の補完も肉付けもなにもなされないまま、「彼らは人間じゃない、生きていない。他に選択肢はない。」という結論だけが語られシナリオが進んでいくのが苦痛でした。「永久人は生前の記憶から超高解像度で再現された映像でしかない」と主張するなら「滅びる前の姿が再現されているだけ」であるウルティマ・トゥーレの人々の話と矛盾します。最果てにいる各種族と交流を持った自機が一切疑問を示さないのは何故だったのでしょうか。私には到底理解できませんでした。キャラデザの好みは当然ありますが、そういう問題じゃないんですよそもそも。シナリオに納得がいかないんです。だから外見は可愛かった分まだ「感情移入できる余地があった」だけの話。

総括として、とにかく不愉快なストーリーでした。それ以上の感想が本気で出てきません。こんなシナリオを見るために(零式等の準備に早く入りたかったとは言え)睡眠時間を削ったローンチ前の自分を助走つけて殴りに行きたいレベルです。

後で触れると言ったライオンの王女様について。もう個人名が変換予測に出てくることすら嫌だったので、敢えてキャラ名は一度も出してません。キャラクターをそのレベルで嫌いになったのは初めてです。物語の導入から、とにかく薄っぺらい。「国が好き」と言う割にはそこで生きている人たちのことを知らなすぎる。触れたことのない文化を前にしたヒカセンに引くくらいの熱意で解説する郷土愛くらいは見せてほしかった。そのくせ周りが全てお膳立てし、万事うまくいってしまう。挫折もしない。失敗もない。だから成長もしない。物語を通して変わったところと言えば「自分の弱いところを周りに言えるようになった」これだけ。これが個人だったらまだいい。けどあなたは国家元首になるんです。その器になりましたか?YESと言うためにはどこを見ればいいのでしょか。教えて下さい。(もうこのシナリオを見返したいとは思いませんが)「知りたい」と繰り返すのは構いませんが、知った「先」がない。知って、好きになって、それで?自分の価値観に合わない永久人は容赦なく消去して次にいこうぜ!と言ってくる。サイコパスでは?物語に彼女を否定する存在が出てこないのも薄っぺらい。コーナは溺愛するし、ゾラージャですら家族としての情があった。(普通の家族なら当たり前と言われればそうでしょうが)バクージャジャもあっさり改心してしまう。イエスマンに固められた王女様が言う「笑顔にしたい」はとても受け付けませんでした。某バナナ味ではありませんが、「それでも!」が存在しないんですよ。お決まりと言われればそのとおりですが、主人公というものは失敗して、打ちのめされて、一度どん底に落ちて、それでもこの道を行きたい!こうしたい!と叫ぶから感情が動かされるわけです。彼女にはそれがない。常に庇護されています。登場人物はおろか、神の手であるシナリオにまで守られている。だから感情移入ができない。それとあくまで個人の考えですが、外見が万人受けしないものであったというのは事実でしょうがそれだけではあの不愉快感は形成できません。ただ、あのキャラデザインで行くなら内面的にプレイヤーが引き込まれるように描写には特に注意を払う必要があったとは思っています。ルッキズムと言われるかもしれませんが外見というのは感情移入に重要なファクターです。それを簡単に否定できるなら現代社会においてマイノリティの方々はここまで苦労していないでしょう。


ここまでとにかく愚痴を書き連ねてきました。果たしてこの部分まで読んでくださっている方がいるのかどうか。とにかく酷評した自覚はありますが、私はこのゲームを引退するという決断はできそうにありません。もともとレイドコンテンツが目的でやっているというのもありますが、紅蓮から始めて早6年。今まで積み上げてきたものが捨てるには増えすぎました。ネットゲームにしか、FF14にしか居場所がない異常者と笑いたければ笑ってください。それが事実です。私はこれから似たようなことがあっても画面の前ではふざけるなと言いつつゲーム内コミュニティではFF14楽しいよね!といい子ちゃんを演じ続けるのでしょう。ただ、今回メインシナリオをプレイしてあまりにも不愉快だったので毒を吐きたかっただけです。皆様が毒を吐きつつもネットゲームにしがみつくような人生を送らなくても済むことを心からお祈りしています。


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