メルプを使った様々な問診の作り方事例一覧
こちらは、2020年9月12日に開催されたIQVIA主催の「クリニック生産性向上カンファレンス」で、弊社代表の吉永が登壇した「Web問診を活用した診療業務の効率化」の記事です。
メルプを使って、どのような問診を作成できるのか、具体例を使って説明した方が分かりやすいと思いますので、これからいくつか具体例を提示します。
こちらは、実際にメルプをお使いの循環器内科のクリニックです。
胸痛の質問で「今も痛む」と回答した場合には、「心電図検査と胸部レントゲン検査が必要です」というメッセージを挟み込みまして、事前に検査を希望するかどうかを料金とともに案内しています。
一方、「今は痛くない」と回答した場合には、左側の赤枠で囲まれた検査案内の質問は表示されず、次の質問に移動しています。
このように症状の緊急度に応じて、事前に価格も合わせて検査を案内することで事前同意を取るという使い方もできます。
従来ですと、問診を待合室で記入して、医師が診察室で検査が必要かどうかを判断してから検査室に回すということが一般的だったと思いますが、このようにすることで、検査をしてから診察室に行くという流れにすることもできます。
次の例です。こちらは、メルプのお知らせ配信機能を活用しています。主訴で胸焼けを選ばれた患者さんには、例えば逆流性食道炎の疑いがあります。このような検査をする可能性がありますと事前にお知らせを配信することができます。
例えば、眼科で目に光を入れる眼底検査が必要な症状の場合ですと、検査の後に車での運転はできませんので、公共交通機関や徒歩で来院してくださいとアナウンスすることで、患者さんは車で来なくてすみます。
また、これからインフルエンザの季節になりますが、こちらの小児科では熱の問診でインフルエンザの検査を希望されるかどうかを聞いています。
そして、ここは、皆さん、患者さんへの説明で時間を取られたり悩まれたりされているところだと思いますが、抗インフル薬の効果や必要性に関して問診のQuestionに表示しておくことで、予め患者さんにある程度理解をしてもらった上で来院していただくことができます。
あとは、WEB問診の表示ですが、デフォルトでは左のように箇条書きになっております。ただ、こちらも柔軟に変更することができまして、右側のように文章表示にもできます。
こちらは、プラスの機能になります。特に整形外科や皮膚科ですと、人体のシェーマを用意して○をつけてもらうニーズがあると思います。シェーマ機能にも対応しています。
あとは、電子署名にも対応しています。ワクチンの同意書や内視鏡など検査の同意書など、患者さんに同意をしてもらう場合、WEB上で患者さんは署名することができます。電子保存のガイドラインに則って開発していますので、取得した同意書は印刷して紙で保存する必要なくメルプ上での保存で対応可能です。
とは言いましても、問診をゼロから作成するのは大変だと思いますので、弊社の方で各診療科ごと、検査ごと、症状ごとに約60種類ほどのテンプレート問診を用意しています。契約時に最初に雛形の問診が入りますので、0から問診を作成する必要はありません。
さらに、ここも、私達の中で強みと認識している部分です。この問診マーケットというサービスは、医師の善意で成り立っているサービスですが、実際にメルプを導入していただいた医院で、ご自身でカスタマイズされた問診を他の医院様向けに公開してもいいよとおっしゃっていただいた問診を公開しています。
このようにすることで、次に導入を検討される先生が他の先生の問診を見て、最初からその先生の問診を取り込んで問診を作成することができます。こちらも合わせますと、現在合計で150ほどのテンプレート問診が公開されています。
メルプを導入していなくても、これらの問診は見ることができますので、こちらのリンクよりご確認ください。
それでは、次に、実際に導入してどのくらいの業務効率化になるか、導入した先生方の声を紹介していきたいと思います。
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メルプWEB問診は、全ての電子カルテにワンクリックで連携できるWEB問診です。医療機関側で自由に問診をカスタマイズできますので、自分好みの問診をいつでも作成できます。ぜひ、一度ご覧になってください。
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