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脱サラから起業して失敗する人の特徴


【脱サラから起業して失敗する人の特徴】

脱サラから起業した人がみんな成功するわけではありません。

起業しても1年後には約70%の人が廃業となる現実。

そうならないために失敗の原因をまとめてみました。


【5つの失敗の原因】

①起業の知識が足りない

起業すると基本的に全て自分でやらないといけません。

お金の管理や仕入、売上や雇用など、やることはたくさんあります。

ハッキリ言うと、サラリーマン時代には経験しないことばかりなので訳わかんないです。

お金を払ってその分野の方にお願いしてやってもらうのも一つです。

例えば、事務処理は会計事務所などです。

しかし、事業者として基本的な起業知識は必要です。

起業前にしっかり経営について勉強してから脱サラしましょう。

地域の商工会議所などで起業勉強を開催していたりするので参加してみると良いでしょう。


②無計画に脱サラしてしまう

ギャンブル的に「たぶん売れると思うから大丈夫!!」なんて言って起業する感じですね。

起業知識はもちろんですが、しっかり事業計画を立てることが大切です。

事業計画を立てると具体的な数字が出てくると思います。

そうなると事業開始に必要な資金などもハッキリしてきます。

会社を退職する前に事業計画をしっかり組んでから脱サラしましょう。


③思い立って起業

ひらめき系で起業する方がいます。

「直感でやるタイプだから、これなら行けると思う」こんな感じで平気で言います。

基本的に商売するにはそのチャレンジする市場規模やニーズの調査が必要です。

しっかり裏付けを取ってから事業計画です。

具体的な数字に落とし込み、自分の「勘」を信じてやらないようにしましょう。

「勘」では当たればラッキー、外れたら「地獄」です。

そんなことなら会社に居た方がいくらか安心です。


④原因を探らない

実際に事業がスタートしても入念に準備した事業計画通り行かないことがあります。

その時に「なぜ?」「どうして?」と原因を考えない・探らない人がいます。

商品のせいにしたり、天候のせいや、社会の流れのせいにします。

状況は一刻と変化します。

常に原因を考え改善していくのも事業者の役目です。

トライ&エラーの繰り返しです。


⑤自分の実力を過信する

「会社で実績を出したから、起業しても同じように結果が出せる!!」みたいな過信。

「あなたの実績は会社のブランドがあったからですよ!」と言いたい。

もちろん、本人の努力もあったと思いますが、有名人でない限り起業すると無名ゼロスタートになります。

会社の実績は置いといて、新入社員のように一からコツコツと積み上げていきましょう。

では、どこを注意したら成功の確率が上がるのでしょうか。


【脱サラ起業を成功へと導く3つのポイント】

①起業の知識やスキルを勉強する

会社員の間に税務関係や起業する業種の必要スキルを身に付けて置きましょう。

起業して数か月は売上が極端に少ないことを考えると、起業してから勉強しようなんて呑気な事は言ってられません。

起業したらすぐ動けるように、固定月給があるうちに事前準備をしましょう。


②副業から広げていく

いきなりゼロから作り上げていくのは大変です。

慣れない起業でたくさんのストレスの中で事業を進めて行かないといけません。

副業である程度スキル等を身に付けて、事業を拡大したいという流れから起業が理想的ですね。

既にやっている事業なので、失敗のリスクも少ないでしょう。


③失敗の確率が高い業界は避ける

失敗の確率が高い業種や業態は避けた方が無難でしょう。

例えば、飲食店は基本的に廃業率が他業種と比べて高いです。

飲食店をやるなら個人店で勝負せずにフランチャイズなどの組織に加盟し、ブランドで勝負した方が賢明だと思います。


【具体的に成功しやすい4つの特徴】


①利益率が高い

②在庫をもたない

③定期的に一定額の収入がある

④資本がゼロもしくは小資本

上記の4つは以前、堀江貴文氏が言っていたことです。

事業をしていると確かにこれが揃えば利益率は高く、廃業率は下がるだろうと思います。

これらの条件を満たしているのはインターネットビジネスです。

アフリエイトなどが有名ですね。


【まとめ】


僕も6年前に脱サラから起業した1人です。

育児休暇中に起業へ向けて準備をしていました。

会社員の間に起業に向けてスキルアップや経営の勉強をしておくことをおすすします。

副業から始めて、事業が拡大して脱サラが理想的です。

いきなり大きくはならないので、今から準備して数年後に会社から離脱のイメージ。

2020年は在宅の時間が増えると思いますので、準備する年としては最高ではないでしょうか。

このピンチをチャンスに転換していきましょう。

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