フランチャイズ加盟前の5つの注意点と3つのポイント
【基本】フランチャイズ加盟前の注意点
①希望する業種以外も見てみる
②説明会や店舗見学会を利用する
③お客として利用してみる
④フランチャイズ本部が提示する数字を鵜呑みにしない
⑤加盟前に契約書の内容を確認する
【基本】トラブル回避の3つのポイント
①お金の問題
②入念に契約書を確認する
③わからないことは質問する
Aさん「フランチャイズ加盟を検討しているけど、どんなところに注意したらいいかな?あとコンビニ経営みたいにトラブルも多いみたいだし何か怖いなぁ」
僕「今回は現役Melon de melonフランチャイズ本部を運営している私が加盟前に注意する5つのポイントを解説します」
基本的な部分です、これが出来ればある程度リスクを網羅出来ると思います。
ちなみにMelon de melonは上記のフランチャイズ協会に加盟している健全な本部ですのでご安心ください。
では、ご説明します。
①希望する業種以外も見てみる
フランチャイズは業種によって、加盟金やロイヤリティーなどが大きく異なります。
【参考】
・加盟金は高いけどロイヤリティーは安い
・加盟金は安いけどロイヤリティーが高い
・加盟金は相場、ロイヤリティーは安いけど本部サポートがほぼない
フランチャイズと言っても業種や本部によって、契約内容は様々です。
もしかしたら、他業種の方がご自身にあっている契約内容かもしれません。
様々な業種を見るとフランチャイズ業界の全体像がわかるのでおすすめです。
②説明会や店舗見学会を利用する
フランチャイズでは見学会や説明会を開催しているところが多いです。
当Melon de melonも過去に数回フランチャイズ合同セミナーに参加したことがあります。
ここでは大手コンビニや飲食店、不動産関係やレンタカー、物販や掃除関係など様々な会社が参加しています。
可能な限り様々な業種の説明会などに参加しましょう。
加盟要項などの資料も手に入れることができます。
フランチャイズ比較ネットに登録すると様々な業種から説明会などのご案内が届きます。
③お客として利用してみる
気になるフランチャイズのお店をお客として利用してみましょう。
スタッフの教育状況や商品の仕上がり具合、商品に対する満足度などを確認しましょう。
時間があるなら、フランチャイズ本部が提示している「客数」を店の前で張り込みカウントしてみるのもアリかもしれませんね。
もし、提示している数字と大きくかけ離れている場合は再検討です。
客単価がわかれば、リアル客数と掛けるとおおよその店舗売上がわかりますね。
④フランチャイズ本部が提示する数字を鵜呑みにしない
フランチャイズ本部は加盟してもらおうと「あの手・この手」であなたを誘惑します。
本来あってはならないことですが、実際の売上や客数が水増しされている場合もあります。
また本部が提示した情報が数年前のままで更新されていない場合もあります。
遠慮せずに本部へ質問したり、現場へ足を運び確認することをおすすめします。
⑤加盟前に契約書の内容を確認する
加盟するためには必ず契約書が存在します。
その場でハンコは押さずに1回持ち帰り、複数人で契約内容を確認することをおすすめします。
ハンコを押すときは契約内容に納得したときです。
納得が行くまでフランチャイズ本部へ質問し、不安を少しでも払拭しましょう。
【基本】トラブル回避の3つのポイント
フランチャイズ=トラブルという印象を持つ方も少なくないと思います。
実際に某コンビニは加盟側のユニオンと対立しています。
状況が悪化すると裁判沙汰もあります。
そうならないように3つのポイントを説明します。
フランチャイズ本部と万が一、トラブルになった時に「言った、言わない」と押し問答になるケースがあります。
そのため、記録として残るメールなどのやりとりをおすすめします。
①お金の問題
フランチャイズ本部は契約書に則って運営しているので、加盟者はフランチャイズ契約書に記載の内容を一語一句わかるまで確認してください。
契約書を安易に考えている方も多いですが、とても重要な事柄なので入念に確認してください。
本部と加盟者の双方で契約した内容と異なることが万が一発生した場合、加盟者は本部に強く言える立場になります。
【お金のトラブル一例】
・解約時に本部に預けていた保証金の返金がない、少ない。
・聞いていたロイヤリティーの計算方法が異なる
・開店までの初期費用が最初の案内より高いなど
②入念に契約書を確認する
しつこいようですが、これが一番大切です。
契約書が全てです。
契約を急かしてくる本部もいますが、ここは冷静になり一旦契約書を持ち帰りましょう。
そして、1人で確認するのではなく複数人に見てもらうことをおすすめします。
不明な点やわからない点を書きだし、本部へ確認しましょう。
③わからないことは質問する
契約書には普段目にすることのない言葉で埋め尽くされています。
おそらくわからないことだらけだと思います。
当たり前のことですが、遠慮せずにわからないことは本部へ質問しましょう。
トラブル回避の観点からも妥協せずに行いましょう。
そこで本部の態度が変わったり、悪い印象がある場合は加盟自体を再検討しても良いかもしれません。
まとめ
長引く新型コロナウイルスの影響で新しい働き先としてフランチャイズへの加盟を検討している方も多いかもしれません。
実際に現役サラリーマンでフランチャイズに加盟し、現場は別の責任者を雇用して運営している「隠れオーナー」も存在します。
副業でフランチャイズに加盟するということが可能です。
万が一、会社を倒産orクビになっても自分がオーナーを勤める働き先があるので安心ですよね。
この記事が皆様のお役に立てれば幸いです。
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