海の中道
ご当地ソングになるのでしょうか。
「海の中道」
宇佐元恭一(うさもと きょういち)さんの3枚目のシングル。
1983年の発売なんですね。
当時、大学の先輩が「こげな歌があるとぜ」
♫ あ~れ~が~~~ の~こ~の~し~~~まで~~~♫
と歌ってたのを思い出します。
そうか、この歌もあれから40年!も過ぎてるのか!
福岡県は星野村で毎年のように行われていた「星野音楽祭」
大塚さんとのコンビ「peg」も参加していた。
この頃のpegの扱いは「岩切みきよし」さんの「前座」
終わるとすぐに楽器を持ち替えて「岩切みきよし」さんの「バックバンド」
つまり岩切さんのバーターとして常に行動を共にしていた(^_^)
「お~サトウ君、宇佐元君がきみに会いたいって言ってるよ」
ー へ~なんでですか? ー
「以前、宇佐元君と飲んでたら、ボクの苗字は大分県の宇佐神宮に関係してる
って言うのよ。で、オレの知り合いに宇佐のヤツがおるよ。ったら
是非会ってみたい、って言うのでね」
ー ウサモトって確かに宇佐に関係ありそうですね。
でもオレの地元にはそんな苗字ないですけど ー
「あとで紹介するから話してみてよ」
この「星野音楽祭」ゲストも多彩で、この時は
「宇佐元恭一」さんを始め
「加川良」
「三浦和人」
「永井龍雲」
「金子裕則」
地元からも
「岡部はち郎」
(敬称略)
と豪華な顔ぶれ!
オレの大好きなアーティストの方々だったので
個人的に楽屋で大盛り上がりだった!
とにかくみんな上手い!!!
で、打ち上げで宇佐元恭一さんと「宇佐」つながりの
お話しさせてもらいました。これまた面白かった!
最近、人づてに聞いたのですが
宇佐元さん、体調を壊して治療中だとか・・・
あの素晴らしい歌声とピアノがまた聞けるように
回復を願っています!
今回は「日足」ではなく「博多」を中心に
この歌の地理的状況を説明をしていきます。
九州の北部になりますが
「福岡市」 「日足 (宇佐市)」 最近のトレンド(?)「津久見」
そして「星野村」の場所です。
このうち「福岡市」を拡大したのがコレです
九州で一番の繁華街「天神」、その近くに「博多駅」
「福岡空港」もすぐ近くにあります。
我が青春の「福岡大学」
観光地として、受験生の強い味方としての「太宰府」(太宰府市)は
右下の方にあります。
さて「海の中道」に登場する場所は
歴史の教科書にも載っていた「金印」出土の「志賀島」(しかのしま)
(一説によるとその金印もどうも怪しいようなのですが・・・)
その志賀島を陸続きにしたのが「海の中道」
海の中道の陸地側にある「西戸崎」(さいとざき)
井上陽水の歌にもなった「能古島」(のこのしま)
能古島への渡船場もある「姪浜」(めいのはま)
この先、唐津へと続く「西浦」(にしのうら)
つまり「博多湾」を「海の中道」から一望した景色ですね。
今なら「福岡タワー」
ソフトバンクホークスの「福岡ドーム」が目立ってます。
港として古代より繁栄してきた所ですし
「元寇」襲来を受けた悲惨な過去もあります。
「海の中道」から「志賀島」はオレも資料映像を撮影しに
何度か行きましたが、とにかく風が強い!
玄界灘の荒波もあって、恋人と別れるにはもってこいの場所です!
さて、音楽的にはピアノとストリングスの構成ですね。
かなり大がかりなアレンジですが割と再現出来たと思います。
使用した音源は
ピアノは「Addictive Keys」
ストリングスは「Spectrasonic Omnisphere」を中心に
かなりの種類を混ぜています。
それにしても、アレンジャーの「若草恵」さん、さすがの上手さですね。
さて次回は・・・「秋」の歌だな