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私のがんジャーニー:かつらとウィッグ

がんの化学療法を受けた後、3年ほどかつらを使っていました。

病院の医師や看護師さんは気を使ってか「ウィッグ」という言葉を使われていましたが、自分としては「かつら」という言葉が一番ぴったりしました。

かつらは結局2個買いました。使い始めは、顔にそぐわず、何とも気分の悪いものでした。

かつらの扱いも慣れていないので、もやもやとしていました。かつらを洗ったり、ブローしたりと、結構気を使うのですよね。いずれも専用のシャンプーやブラシを買う必要もあるのでそれも面倒でした。

かつらをつけて初めて出社したときは、何も周りから言われませんでしたが、すごい違和感があったと思います。

でもしばらくすると自分も慣れてきて、、だんだんかつらの扱いが上手になってきます。

かつら専門の美容院には月に一回ほど通って、かつらのメンテナスをしてもらっていました。しかし、髪型がいまいちだったんですよね。

それで、思い切って、馴染みの普通の美容院でかつらをカットしてもらうことにしました。

好みにあうようにカットしてもらい、結果は上々でした。行く前に、かつら専門の美容院の人から、「はさみに影響が出るから、断られるのではないか」と言われておりましたが、快く受けてくれました。でもやはり、はさみに影響が出てしまったのかな、、としたら申し訳ないですが。

慣れてしまうと、かつらは楽!朝かぶって前後左右をぱっちんととめればもうお出かけできてしまう。

今は地毛ですが、ボリュームがないのが悩みです。

お読みくださりありがとうございました。



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