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メロディー、子猫と出会う

3年前、メロディーも10歳になっていて、日中はほとんど動かずまったりと日向ぼっこをしながら寝ているのが日課のようになっていた。

大型犬は10歳過ぎたら高齢犬、って聞く。実際にメロディーも高齢犬の風格をビンビン醸し出していた。口の周りには白髪も目立ち始めた。

「最近、メロディー元気ないと思わない?」「メロディーがいなくなったら絶対ペットロスになっちゃう」って家族で会話したりしたりしていた。

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我が家はその年、町内会の自治会の会長を務めていて、町内で困った事などあるとまずは私がチェックしに出かけたり、すぐ対処できることなら頑張ってこなしていた。

7月、我が家に大きな変化をもたらす出来事があった。

「瀕死の子ねこを保護しちゃった」と同じ町会のNさん。

Nさんは決して私にその子ねこをどうにかして欲しい、という意味で言ってきたわけじゃなかったけれど、Nさん宅ではすでに7匹もねこを飼育していることを知っていたから私はその話しを聞いて思うことがあった。

夜になって夫と息子が揃うと「近所で子ねこが保護されたんだって。うちで飼えないかな」と私。

「いいんじゃない?でもメロディーは大丈夫かな」と夫と息子の考えることは一緒。しかも、私は人生で初めてねこを飼育することになる初心者。

大型犬と子ねこ はたして仲良くできるのかしら・・・・。私たちの心配は結局は全く無意味で、こんなに仲良くなるなんて逆に思ってもいなかった。

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メロディーの晩年 子ねことの新しい生活はまた別の記事に記します。


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