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亡くなった方の遺したものを片付けるお仕事


そう…その仕事の名前は

特殊清掃

こんにちは!
如月メロです!

お久しぶりです。

私は、一昔前に“不浄を拭う人”という漫画などで知られる特殊清掃のお仕事をしていました。
その時の色々な経験を、エピソードとしてこれからお話ししていこうと思います。

特殊清掃の仕事内容とは主に

腐乱死体の皮膚や血液の清掃
②遺品整理
③ゴミの分別(ゴミ屋敷のお片付けなどもします)
です。

閲覧注意

①腐乱死体の皮膚や血液の清掃

依頼主は主に、その物件の大家からです。
まず、現場に入る直前に防護服に着替えて、ホットゾーンと呼ばれるご遺体のあった場所へ入っていきます。
ご遺体は警察に運ばれたあとなので、体液や皮膚の残りを特殊な洗剤でキレイにします。
体液の染み付いたお布団や、床は剥がして処分します。
驚いたことは、しっかりと人間の形に体液がシミになって布団の上に眠っているように残っていたこと。その方がまだそこに眠っているような気がしてなりませんでした。
そのシミをゴミ袋に詰める時とても心が痛んで、苦しかったです。
頭皮ごと髪の毛がカツラのように落ちていたときもあって、びっくりしました。
人間が腐ると、重力に逆らえなくなって、髪の毛の重さでズルッと剥がれてしまうそうです。

よく聞かれる臭いですが、皆さんは人間が腐るとどんな臭いがすると思いますか?

お肉のような臭いでしょうか?

生ゴミの臭いでしょうか?

死体写真家の釣崎さんは死体は精液の匂いがするって言ってましたが、
私は、毎回生ゴミの汁につけたチョコチップクッキーの匂いがすると思っていました。
ちょっと甘ったるい臭いです。
女の人も、男の人も、老人も若い人も、キレイな部屋の人も、ゴミ屋敷に住んでる人も、みんなチョコチップクッキーのような匂いがしました。

次は遺品整理についてお話ししようと思います。

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