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緩和型医療保険と生命保険

あと数日で30歳になる。
30歳というのは20歳から10年経ったことを言う。あっという間の10年だった。
20歳の頃の思い出といえば、メンタルがヘラりすぎて学校もまともに通えず、離人症に悩まされ、道を歩いてるだけで誰かに悪口を言われているような気分になり、車もまともに乗れない、そんな状態だった。
そんな私が10年後、就職を決めてきちんと会社に行き、お給料をもらっているとは信じ難いだろう。少なくとも20歳の私には信じられない。それぐらいとにかくひどかった。

30歳になるんだし、そろそろ医療保険か生命保険にでも入るかと考えるお年頃である。
とはいえ持病があるため入れる保険は限られるし、とにかく高い。持病がある人間の寿命は持病がない人間に比べて早く死ぬが、死ぬまでの医療費が馬鹿にならないのも事実である。これはしょうがない。
そんな中見つけたのが会社の労働組合の医療保険である。団体加入型のためとにかく安い。そして入りやすい。労働組合さまさまである。
今後結婚して子供をもうけるといったプランはないが、病気が悪化して働けなくなり死ぬ可能性は大いにある。こう言ってしまってはなんだが、親より先に死ぬ可能性もないわけではない。それに年老いた親に入院費を出してもらうのも申し訳ない。
そんなわけで加入しようと思うのだが、どうやら会社経由で労働組合に話を通さないといけないらしく色々めんどくさい。
つまり私のタスクには加入方法と連絡先を会社に尋ねるが加わったのであった。忘れそうである。

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