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Joy-Con™️(L)ネオンパープル/(R)ネオンオレンジ

Switch発売初日から頑張ってくれてた左のJoy-Conがついに逝ったんで買い換えた。以前、スプラトゥーンプレイ中に右のJoy-Conが突然効かなくなったことがあり、その時は任天堂のサポセンにお金払って交換してもらったのだけれど、また片方だけ交換してもらうよりは両方衣替えするかぁということで一番ビビッときたさつまいもカラーにした。

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Switchは発売以来、バッテリー持続時間を改善した新モデルを出したのみでカラーバリエーションの展開をしていないが、それ自体が本体の一部にもなるJoy-Conを多色展開することでさながら着せ替えのような楽しみを提供している。値段が値段なので、そうそう真似できた話でもないが。ゲーム機のコントローラを買い換えるという行為自体そうそう滅多にないから普段は意識しないけど、定価だと片方4,000円くらいする。PS4のコントローラ「DUALSHOCK 4」が6,500円くらいなので、LとRを合わせた値段はコントローラとしては高いと言える。これだけ小さなデバイスに、加速度計やBluetoothにモーションIRカメラ、NFCリーダーライターさらにはHD振動といったオーパーツ級の機能を詰め込んでるのだから無理もないが。

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任天堂公式の通販サイト「マイニンテンドーストア」ではより豊富なバリエーションから左右のカラーを選べるのだが、ご時世的な事情もあってか店頭で普通に売られてる既定色のセット商品以外は軒並み品切れ。入荷予定の表記もなし。まだ生まれて間もない(と言っても3年くらい経ってるが)サイトなので使いづらさが否めないが、その辺は諸々落ち着いてから強化していってもらえたらいいなと思う。ただ、「マイニンテンドーストア」という名称は変えた方がいいんじゃないかと個人的には思う 理由は同じく任天堂が展開しているアカウントサービス「マイニンテンドー」との繋がりがあまり感じられないから。一応、注文者情報の保存だとか貯まったポイントで商品と交換できるサービスでがっちり連動してはいるのだけれど、マイニンテンドーのトップページからストアへの直リンクすら無いのは流石にどうなの。任天堂のことだから何らかの意図があってやってるとは思うけど、サービスの混同を避けるのが目的なのだとしたらややこしい名前の方を変えてほしい。

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フランスの消費者団体が、Switchには「計画的陳腐化」の疑いがあるとして任天堂を訴えたという耳を疑うニュースが9月に流れた。任天堂を育ての親だと思っている私はそれが事実でないと頑なに信じているが、私自身Joy-Conの機能不全を左右ともに確認しているので思うところを言わせてもらうと、確かにJoy-Conはかつての任天堂ハードのコントローラに比べると耐久性の面で劣るのかもしれない。湾岸戦争の戦火に耐えたゲームボーイのエピソードは有名だが、Joy-Conはガワの丈夫さはもとより内部がいささかデリケートなのだと思う。先に述べたように、Joy-Conはそのコンパクトな外見とは裏腹に高度な機能が凝縮された無線通信機器だ。かつてWiiのTVCMナレーションに「軽く振るだけで十分楽しめます。」というのがあったが、ユーザーは時として過剰な力でコントローラを触ってしまうものである。末長く使いたいなら優しく扱おう。

最近は、スマブラとかSTGみたいにスティックやボタンをガチャガチャするゲームにはできるだけJoy-Conを使わず別のコントローラでプレイするようにしている。ユーザー側でこういう配慮をするのは何だか変なように感じるけど。そもそもボタンへの負担が大きいゲームにはJoy-Con特有の機能があまり活かされないことが少なくない(『リングフィット アドベンチャー』等、主な遊びにボタン操作を用いないゲームが数多く登場している)。最初に買ったJoy-Conで一生不満なく遊べたらそれが一番いいんだけどね。任天堂さん頑張ってください。

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Nintendo Switchの歴史もまもなく5年目に突入する。PlayStation 5やXbox Series Sのリリースが迫る中で、未だにセールスを伸ばし続けている事実は見事としか言いようがない。2006年のWii、2012年のWii U、そして2017年のNintendo Switch。家庭用ゲームハードのリリースペースを考えるとSwitchも決して若くはない。一方で2011年に初期ロットが発売されたニンテンドー3DSは、2020年9月に正式に生産終了がアナウンスされるまで展開が続いた。据置機と携帯機の性質を併せ持ち、なおかつコロナ禍という未曾有の事態において世界中から求められている数奇なエンタメマシン、Switch。日本にとっても世界にとっても試練の年となる2021年、どのような驚きを提供してくれるのだろうか。

購入:2020年11月4日 ビックカメラ某店

発売日:2019年10月4日

値段:¥8,100

満足度:高かったけど気分変わったしよかった

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