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ふたたび西和賀をブロンプトンで走った話 pt1

(2022. 5)

・ふたたびかたすみに

去る3月に滞在した時にはまだ随所に雪の残っていた西和賀町を、その後5月になってふたたびおとづれる機会を得た。
(前回の滞在の話はここ↓)

前回も泊まってここちよく過ごしたB&B KATASUMIに再度投宿し、ブロンプトンを展げる。

・宿の近所周回ポタ

宿の東側に広がる山裾の田園地帯を今回も巡る。

田園と森と清流。風景の中に人工的な夾雑物がほとんどない。中欧の山あいを走っているかのような気にさせられる。

5月になってもこのあたりは桜が

・古民家そば屋で昼食

宿の辺りから少し標高の高いところに広がる一帯の高原地帯が貝沢野だ。
この界隈は以前にも何度か自転車で来たことがあって、その際は北側の鶯宿温泉鶯から鶯宿ダムを経て登ってくる林道を辿った。これもよい道だった。
秋田県とを隔てる真昼山地をバックに広がる高原風景はこれまた欧州的でもある。

この日は集落を離れてぽつんと建つ古民家そば屋「わがや」で食事するのが主な目的であったのでそこまではクルマで向かった。
沢内銀河高原ホテル(現在閉業)&ビール醸造所を過ぎてさらに奥に入ったところにある。なんでまたこんなところに家が、と思ったが、他から移築したのだという。こんな人里離れたところで店をやっていけるのか、と心配したが、結構繁盛しているようである。

ビール醸造所との間に広がる森には、一周する遊歩道が整備されている。
同醸造所は2020年にいちど閉業したが、「よなよなエール」の会社が銀河高原ビールのブランドを継承、現在の同名のビールはそちらで作られたもの。
一方で醸造所自体は沖縄のヘリオス酒造が取得、「ユキノチカラ」ブランドで生産が続けてられている。

・貝沢野ひとめぐりポタ

クルマを置かせてもらってブロンプトンで周囲をポタる。
彼方まで畑と牧草地が広がる風景がここちよい。

北側の森にはミズバショウが群生していた(もう花は終わりかけだったが)


短いトンネルを抜けて鶯宿温泉への下りが始まるところまで行ってみた。その先は以前に鶯宿から登ってきた道だ。
しかしこのときは、鶯宿ダムとの間が工事のため通行止めとのことだった(2020.8現在通行可能のよう)。

pt2につづく…

#いわて里みちサイクリング

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