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会津をポタリングするブロンプトンs pt1

4月。ワーケーションみたいなもんで会津若松に滞在した。
会津にはずいぶん来ているがコ口ナ禍やら何やらで足が遠のき、訪れるのは2年ぶりである。

大川喜多方サイクリングロード

一日目、米沢から山を越えて会津若松に向かう途中で、喜多方と熱塩を川沿いに結ぶ自転車道をちょっと走ってみる。
R121沿い、道の駅喜多の里にクルマを置いてブロンプトンで出発(デッパツ)。

数年前に来たときはこの道の駅周辺はまだ自転車専用道が整備されておらず、この区間だけ車道を迂回させられた。しかし今回来てみれば立派な自転車道が開通していた。そこまで頼んでないぞというぐらいの立派さだ。

青ペンキの使い方が豪奢だ
新しくつくられた案内板

道だけでなく標識その他の付属品もずいぶんお金をかけて気合い入れて作った感じだ。
既存の区間も保守整備が加えられて走りやすくなっていた。

熱塩温泉

自転車道は平地のどん詰まりである熱塩温泉が終点である。
以前からわりと寂れた印象だったが、コ口ナ禍で閑散度が増したようだ。廃業した旅館も目につく。足湯設備もあるけれどもどうせ誰も来ないでしょという感じで湯が止められていた。

湧水使い放題の水場

旧国鉄熱塩駅

近くの旧国鉄熱塩駅に立ち寄る。かつて会津若松と熱塩を結んでいた日中線の終端駅だ。洋館造りの駅舎はこの小邑の宝石というべきものだ。
以前はいつ行っても訪れる人はさほど多くなかったが、今回はずいぶん(と言っても相対的に)賑わっていて驚いた。こんなに人が来ている熱塩駅を見たのは初めてだ。
さいきん火野正平のNHK「こころ旅」に登場したせいか、はたまた旅行支援のおかげか。

屋根も塗り替えたようだった

近くの田園ポタ

熱塩の国道121号の西側、米岡集落一帯は箱庭のような農村風景が広がり、サイクリングにうってつけだ。
そちらに足を伸ばす。

サイクリング施設として作られたのかと思うほど楽しい農道

ひと巡りしてのち道の駅に戻る。
この日は現地に着くのが遅くなってしまったため、道の駅発着で10kmちょっとの短縮ヴァージョンとしたが、喜多方市街からスタートすれば復路は西側の山沿いの「会津まほろば街道」を辿って喜多方市街に戻るルートでさらに長いコースが取れる。


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