October Projectのその後

90年代に2枚のアルバムを残したアメリカのバンド、オクトーバー・プロジェクト。
プログレッシヴロックを志向していたわけではないにもかかわらず、そのドラマティックな女性ヴォーカルとシンフォニックな音作り、そして文学的な歌詞は、ルネッサンスのようなバンドのファンの胸を熱くしたものである。

最近久しぶりに過去作を聴き直して改めてその良さに感じ入ったのを機に、今はどうしているのやらと検索してみたらなんと、
・2001年に再編(その前にもNovember Projectの名で活動再開するも頓挫)
・2003年に6曲入りEP
・2011年にはピアノとヴォーカルだけの編成で未発表曲集
・2015年にはメンバーと合唱団による合唱曲集
を出して地道に活動していたことがわかってうおおおと声が出た。

そしてなんと、最近ではバンド編成でのフルアルバムを録音したとあるではないか。
バンドのウェブサイトには2022年リリース予定とあるが、現時点では先行シングル2曲がサブスクでも聴くことができる。
20年ぶりのバンド作はルネッサンスはもちろんオールアバウトイヴなどのゴシックフォークの面影も漂う(本人たちはおそらくそんなの意識してないのだろうけど)もので、フルアルバムのリリースが待たれる。

90年代の名作も置いときますね。


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