イザベル・アンテナ 1988スタジオライヴ

ベルギーの女性シンガーアンテナさん。
1986年のアルバム「Hoping for love」(ちなみに日本盤タイトルは「愛にエスポワール」!上手いなあ)はわたくし的に人生屈指の愛聴盤なのですが、1988年にスペインのTVショーに出演した時の、その収録曲3曲から成るスタジオライヴの動画を見つけて欣喜雀躍である。

冒頭はディジー・ガレスピーのオマージュを歌った「チュニジアの星」、続いて「メロディ」。Hoping…は1950年代のフランスのジャズコーラスグループ、ドゥーブル・シス(Double Six)のムードを出したかったと当時のインタビューで語っている通り、カッコいいコーラスが素晴らしかったのですが、この二曲でもコーラスを引き連れてレコードの音を再現しています。
3曲目は「フランス(ベルギーなんだけど)」「ボサノヴァ」「オサレ」の3点セットで当時のわたくしを風靡した超名曲「南の海の魚」。好きすぎてわたしもレパートリーにしている。
ガットギター中心のアルバムVerに比してよりジャジーなアレンジで、ツアー中で仕方ないのかギターはテレキャスのまま弾いてますが、まあ曲のよさとアンテナさんの歌唱に免じて許そう。


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