Quint Starkie

去年デビュー盤(2016製)を聴いておおコレは!と思ってたら2枚目が出て、うむこいつは間違いないと思った。
ウェストコーストとかAORとか引き合いに出されるけど、わたしはこれはエヴリシングバットザガールに通じる良さみを感じましたね。これはトレイシー・ソーンに歌わせてみたいと思うような曲も多い。
当初アメリカ西海岸野郎かと思ってたら、実はスウェーデン在住の英国人ということで、わたし好みのウェットな情緒が感じられたのも道理であった。

ギターで作られた、グッとくるコード進行と、いいメロディ。ポジティヴでロマンティックな歌詞。
これまでの人生の節々で、期待と希望に満ちていた春に聴いていた一枚、というのがいくつかあって、毎年春になると繰り返してそれらを聴くのだけど、これもそのシリーズに加わりそう。

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