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まぁいっかでうまくいく子育て論

母親だって1人の人間。
喜怒哀楽があり、いつもニコニコできるわけじゃない。

とりわけ私の性格は神経質で潔癖症だった。

部屋が散らかる、片付けてもすぐに元に戻る。
食べこぼしで床が汚れている。
裸足でトイレに行く。
まだ風呂に入っていない身体で、
寝室のベッドでジャンプする。枕の上を歩く。

神経質な私にとって子供たちの無邪気な行動で
耐えがたい瞬間が何度もあった。

寝床で子供達が布団をバサバサしようものなら手で口を覆って「埃が立つから暴れないで」と怒ってしまうことが良くあった。

また、大人なら上手く出来ることや気付けることが子供には上手にできないシーンがある。
そんな時にイライラカリカリしてしまう。

食事のたびに口の周りを袖で拭くこと。
ホームパイをバリバリかじって食べること。
手についてるものは全て服でふくこと。

そんなとき、いちいち注意しながら食べさせていた。

しかしこれでは食べている方も、食べ物の旨み、食感を楽しむことや、一緒に食べることの嬉しさなどを感じることより、こぼさず食べなくては、テーブルに顔を近づけなくては、と気にしてそれどころではない。

指摘する方も上手くできない相手を目の前にして、始終しかめっつらのまま食事をすることになる。

まだ生まれて数年しか経っていない相手に、ウン10年生きてきた自分と同じようにして欲しいと思っても酷な話であり、食事を楽しむという本質を見失っていることに気づいた。


そこで、
自分のマインドを少しずつ変えていくことを試みた。

まず、危険なことや、マナーは笑顔で教える。
その後は、上手くできていなくても指摘しない。

イライラしたり、指摘しそうになった時には、
とにかく『まぁいっか』でやり過ごす。

すると不思議なことに耐性がついてくるのか、
段々気にならなくなってくる。

服は洗えば良い。
床は拭けば良い。


今では寝床でバサバサは一緒になってジャンプできるし、食べこぼしをいちいちティッシュで拭かなくなった。

きっと外では注意され、怒られてることだろうから、
今、ココでしかできない『出来ない』を存分に楽しんで
欲しいし、純粋に『今』を一緒に楽しめたら最高
だなと思う。

楽天的で得することもあるかもしれないと思えるようになった。性格は少しずつなら変えられるみたいだ。

どこかの困っている方の気が少しでも楽になったら嬉しい。

新しい自分に出会うため、自分をスキルアップさせたいです!応援いただけると本当に嬉しいです(^^)