ボーイズグループ新世代はトレンドを巻き起こせるか…2021/11/3 BE:FIRST vs INI

書こう書こうと思ってなかなか着手できなかったテーマですが、いよいよ機が熟したようなので。

SKY-HIプロデュース、日本テレビ「スッキリ」でオーディションの模様が放送されていたBE:FIRSTが8/16にプレデビューデジタルシングルをリリースし、デジタルダウンロードとストリーミングの2冠達成。さらにこれと同時期にCDシングルランキングではJO1の「REAL」が1位を獲得していて、トレンドとして非ジャニーズのボーイズグループがキテるという印象が顕著になってきていました。

前回のnoteで私も、食わず嫌いをやめることができたらK-POPもボーイズにも好きな曲が増えてきたということを書いていましたが、その結果として、私が毎週記録している自主チャートの8/29付においてもTOP3すべてボーイズで占めることになりました(その3曲のPeak順位はすべて1位でした)。

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そして。

BE:FIRSTのCDデビュー日が昨日発表されたとたんに界隈がざわついていました。デビュー日は11/3、それは先にデビューを発表していたJO1の後輩グループINIと同日であり、その翌週にはジャニーズからなにわ男子がデビューするためでした。

1位常連アーティストは確実に1位を獲るためにライバルと被らない発売日に調整しているのではないか、というのは「オリコン1位」によくも悪くも権威があった時代によく囁かれていた噂(事実かどうかはわからない)ですが、逆に、一生に一度しかないデビュー日をかぶせてくるというのは偶然なのかSKY-HIの策略なのか。

個人的には、意図的にぶつける戦略はありえることだと思います。オールドメディアの多くが「なにわ男子万歳」に全振りする可能性を考えれば、それに食われない話題性をメイクするために仕掛けることはあり得ると思います。ぶつけることでどちらも負けられない戦いになりセールスは伸びそうです。

CDだけがバコンと売れてもそれはヒット曲ではない、ビルボードはもっともっとCDの加点を引き下げよ!とうそぶく人々もその分また勢いを増すでしょうが、瞬間到達点の記録だけではない、ボーイズグループ新世代連合軍全体としてのトレンド、うねりを形成することができれば決して意味のない数字ではなくなると思いますので、その意味でどちらも切磋琢磨して協力して勝ち上がってほしいなと思います。



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