RTA in Japan Summer 2024 OCTOPATH TRAVELER II Any% 解説本番までの流れと本番に込めた思い
こんにちは、めりっさです
今回の記事は8/10(土)にRTA in Japan 2024 Summerにて
ふらさんが走られたOCTOPATH TRAVELER II カテゴリー Any%
の解説を務めた際に、どういった流れで本番までの準備を行ったのか、
本番にどんな思いを込めて解説をしていたかを記していきます。
解説を受けるきっかけ
解説を受けるきっかけになったのはRTA in Japan 2023 Winter
ふらさんが同じくOCTOPATH TRAVELER II カテゴリー Any%にて
バックアップ採用となったところでした。
バックアップということもあり、私も仕事の都合で解説に入れるか分からないため声をかけられない状態で最終日前日にふらさんと会場でお会いし
解説をお願いできないか?という話をいただきました。
ただ、動画を参照し、流れを書き出しても説明しきれる自信が前日からの学習では試みたもののできなかったためお断りし、最終的にバックアップ採用も見送りとなりました。
その冬での苦い思いから、なんとしても
オクトラ2をそしてふらさんを夏にはあの舞台に立たせる、その思いを胸に
自分自身がRTAイベントに応募出場し走ってオクトラ2の知名度を上げる
走者たちに呼びかけオクトラ2 ガルデラカテゴリ並走会を月1で行う
といった活動をしていました。
そしてRTA in Japan 2024 Summerの当落発表があり、無事ふらさんが当選されていたので今度は私の方から解説を受けさせてくださいと依頼しました。
解説準備段階
今回の解説、特に詳細な台本は作成していませんし、持ち込み資料もありません。
それぞれの区間で必要となる説明を配置をし、そのトピックを頭の中に入れておき内容をつないでいくという形で解説を行っていました。
これは私自身がこれまで自分で走りながら解説をしてきたRTAイベント
依頼されて解説をしてきたRTAイベントでも同様でした。
では台本を作らずにどういった準備をしていたのか?
以下のような情報共有/認識合わせ/リハーサルを行って本番に挑みました!
ふらさんからのAny%チャートの共有
ふらさんからスプレッドシートに分かりやすくまとめていただいたチャートを共有いただきました。
今回のAny%は途中の異邦の暗殺者でのアルロンドガチャの結果により
チャートが4つに分岐をします。
そのあたりを理解しやすいようにまとめていただいており解説内容を吸収するのにとても助かりました。
ふらさんありがとうございます!
ふらさんとの認識合わせのためのスプレッドシート作成・共有
走者のふらさんがこのRTA in Japanのランをどのようなものにしたいのか?
どんな解説を求めているのか?
私の考えとふらさんの考えがずれていないか?
そのあたりの認識を合わせるためにスプレッドシートを作成して質問をして認識合わせをしました。
絶対に説明してほしい内容をふらさんに確認
オクトラ2のバトルは2倍速にすることができる都合、かなりスピードが速いです。そのため説明が追い付かない可能性があります。
その中でも絶対に説明してほしい内容を確認して漏れがないようにしました。
各区間ごとにかかる時間(分秒)を記録動画から概算
解説内容、どこに雑談を挟むかそういったものを検討するため、
ふらさんの記録動画を見て各区間がどの程度で終わるのか、運ゲーポイントで時間がぶれるところはどこなのかというのを把握しました。
赤字が運ゲーでぶれるところ、赤くハイライトしているところが時間が長いため何か雑談を挟む必要があり得る区間という形で解説を組みやすくしていきました。
解説トピック/雑談内容を区間ごとに配置
先ほどの区間表にめりっさとふらさんが解説する内容/雑談ネタの概要を記載してどのタイミングでどの説明をするかという骨組みを作っていきました。
めりっさ本人がチャートを元に実際にRTAを走り理解を深める
分かりやすいチャートはいただいても、4つの分岐を頭に入れるのは
なかなかに難しいです。実際にめりっさが走って理解を深めて
疑問点はふらさんに確認をしました。
本番2週間前/1週間前にDiscord共有でリハーサル
1回目7/28(日)、2回目8/4(日)ふらさんにご協力いただき実際にAny%を走っていただきながら、本番さながらの解説を行うリハーサルを2度行いました。
そこでふらさんからもらったフィードバックを内容に組み込んでいきました。
そんなこんなで裏で自分でRTAを走りながら解説内容をブラッシュアップし、いよいよ本番となります。
解説の方針
ゲーム自体を貶めるような話はしない
当たり前の話ではありますが、ふらさんとの共通認識でゲーム自体を貶めるような解説は行わないことは絶対としました。
オクトラをプレイしていない人でもイメージしやすい説明を
視聴者の方の中にはOCTOPATH TRAVELERシリーズをプレイしたことがない方々も多いため、別のゲームの例えなどを用いてイメージしやすい説明を心掛けました。
オクトラ2愛を語り尽くす!
(音楽/ストーリー/キャラ/グラフィック/声優さんの演技)
自分自身もふらさんもオクトラ関連のイベントには必ず顔を出すぐらいにはオクトラが大好きです!
その大好き!をこれでもかというぐらい出してやろうということで西木康則さんの秘話から話を引用したり、
ボスとの戦闘の際はボス戦の解説を行う(コマンド/取る戦略)
オクトラ2のバトルは先ほども記載しましたが2倍速が可能なため、RTAとなるとコマンド入力も早くあっという間に終わります。
他のトピックを話していると戦闘の解説ができないため、特に序盤の戦闘時は戦闘の説明をするように心がけました。
「盗公子エベルの鉤爪」で終わるようになる戦闘時は、最終的には本番ではコメントへの反応を優先するようにアドリブで変わっていましたが・・・w
(努力目標) RTA in Japan配信内コメントを見て内容を盛り込んで解説を行う
当初本番まで、RTA in Japanさん内配信コメントを見るかどうかは迷っていました。ふらさんに話していてもいやー厳しいでしょうという反応でした。
ただ、今までのイベントでは、自分の走りながら解説を行っていた時も、解説に専念していた時もコメントに反応してコメントを織り込んで
解説を行っていました。
このいただいたコメントを織り込んだ解説をやりたいというところも
きっちりと固まった台本を書いていない理由でもあります。
(決して書くのが面倒とかじゃないですよ・・・決してね?)
厳しくても無理じゃないよな?
配信視聴側の人たちが置いてけぼりになるのは自分的にはいただけないな
コメントでの反応からさらに解説を盛り上げるのが自分らしさだよな?
ということで急遽当日にスマートフォンからコメントを見ることにしました
結果、配信コメントでも盛り上げていただき盛り上がった解説になったと思っています。本当に感謝です!
私の中で密かに立てていた目標
これはふらさんにも話をしていなかったのですが私の中で密かに立てていた目標がありました。
おこがましい話ではありますが・・・
大きなチャリティイベントに解説として挑むにあたって、
私の言葉で、声掛けでいかに寄付金額を増やすことができるかということを解説準備段階からずっと考えていました。
もちろん時間帯/視聴者数、寄付投票によって影響を受けるところが大きいので果たせるかはわからない目標でしたが
オクトラ2開始状況から10万円寄付金額が増えてくれるとありがたい
RTA in Japanさんに少しの寄与ができたことになるかな?と考えていました
2回目のリハーサルでキャスティ2章サイの街編にて
キャスティのキャラクター背景の説明の流れから
国境なき医師団さんへのRTA in Japanさんを通じての寄付のお願いを入れることを確定させ、本番に挑みました
オクトラ2開始タイミングが約159万円
ラン開始後約50分後の寄付のお願いの語りを始めたタイミングが約162万円
最終的に走り終わった際の寄付金額が約173万円
声掛けをしてから10分後が165万円で+3万円で開始から50分間で増えた額とほぼ同額が増えたということであればある程度の成果はあったのかな・・・?と思います。
ただ、実際に私の目標へ大きく影響を与えてくれたのは、
寄付額投票での狩人オーシュットの相棒選択(アカラ/マヒナ)だったと思っています。
どんな形でも自分の中で立てていた10万円を超えた14万円の増加となり、
少しでもRTA in Japanさんに寄与できたことは嬉しく思います。
オクトラ2をご覧になってくださった方々の大きな愛に感謝いたします!
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございます。
今後RTA解説を行う方の何かの助けになればという思いでこちらをまとめました。
そして今回のRTA in Japanでの解説をお聞きになって
解説お願いしたいなと思われた方がいらっしゃればご相談をいただければ
対応をいたしますのでお声がけください。
よろしくお願いします!
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