教育実習初日@オーストラリアの学校

今日は、教員補助の資格を得るための教育実習(Work Placement)の初日でした。まず、入口の受付でサインインをします。ここで、Working With Children Checkの番号なども入力させられます。受付が完了すると、生徒が一人クラスまで迎えにきてくれました。どうやら、6年生のクラスで実習をさせてもらうことになるようです。6年生って、最初からそのレベル?とびっくりしました。もっと1年生とか下のレベルから行くのかと思いきや。。でも、それはあまり関係ないのかも。6年生は全員で18人。そのうち6人ほどお休みでクラスには12人しかいませんでした。

一時間目は図工のクラス

一時間目はアートのクラスで、6年生の教室からみんなでアートの部屋へ移動しました。今生徒がやっているのは、プラスティックのシートにパターンを作ってそこへ色を入れていく作業。完成したら黒縁に入れてステンドグラスみたいになるようです。どう見てもただの塗り絵だったけれど。

生徒を見ているとやっぱり面白いですね。パッパッと先へ進んで違う作業をしてしまう子。おしゃべりばかりして先へ進まない子。先へ進んでるからと言ってもう一度作りたいといって、一から作りなおしている子は、かなり凝ったパターンのステンドグラスを作成していました。

私の仕事は、周りから遅れを取っている子を先へ進ませること。こんな簡単な色塗りでも集中して作業ができない。なんとかモチベーションを持たせようとして、最後は色塗りを手伝って完成させました。

二時間目はリーディングのクラス

読書のクラスは、休憩も含まれているようで、みんなスナックをかじりながら進められていました。Reading(読書)のクラスは生徒が自分で本を読むのかと思いきや、先生が一つの本をみんなに聞かせていました。大人でもついていくのが大変じゃないかな?と思う様な本を読んで聞かせて、最後に感想でもいうのかな?と思いきや、そのまま読書は終わってしまいました。Readingにはリスニングも含まれるのか?ちょっと不思議でした。一体どれぐらいの数の子が楽しんできいていたんだろう。

三時間目はライティングのクラス

次はライティングのクラス。正直、この内容が一番びっくりしました。ライティングのクラスではレポートの書き方を学んでいて、まず、レポートのトピックを決めるようにと指示がありました。

私は、例の集中して絵を描くこともまともにできない子の隣に座らされ、この子は6年生だけど知能レベルは1年生で字をまともに書くこともできないから助けてあげて、と言われました。

そんな子にレポートって、ハードル高くない??と思いきや今度はラップトップを開きだし、そのレポートを書くにあたってのリサーチと参照の書き方を学ばされました。図工や読書のクラスでは低学年レベルを思いましたが、ここへきて突然レベルが高くなりとてもびっくりしました。

四時間目は算数

算数の時間は、ものを図る時の単位について。面積や重さの違いについての話をして最後には簡単なワークシートをやって終わり。こちらの授業も一人一人様々でラップトップで自習が許されている子もいるようで、とても不思議でした。例の、集中できない子はラップトップを出して自分で音楽を聞き出して、体を音楽に合わせながら、オンラインの問題集をやってました。

教育実習中の私のタスクは、この集中できない子につきっきりで面倒を見る事。ちょっと先が思いやられますが、何とか一日目が終わりました。

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