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変わるものと変わらないもの

暖かさと寒さに長く咲いていた梅の花が散り、 芽吹きの準備をしていました。 「花は盛りを、月は隈なきをのみ見るものかは」 吉田兼好の徒然草の一節。 うつり変わり、変化を感じながら。 動かないものがあるからこそ、 動きがわかる。動くものもある。 役割の分担。 何かを預けて、 何かを預かる。 ある物事について、 裁量や自由に使える範囲は増えるかもしれない。 ただそれは預かったもの。 手元にあるものから、 必要な事に回したり、 将来のために準備したり、

    • 準備と成果と

      畑を耕している時、 実りはまだない。 労力をかけても、 すぐには成果が返ってこない時がある。 だけど、 時間が経って、 差が現れる。 その後の成長や実りが全く違う。 色々な事に当てはまるように感じます。 耕す、蒔く、植える。 育ち、実りがある。 また次につながる。 それぞれのタイミングがある。 筋トレも、 腕立て伏せしたり、スクワットしたり、 上げ下げ運動して、 疲れるだけ、 筋肉痛になるだけのようだけれど、 意識して続けていると、 強くなったり、 必

      • Hello, world.

        旧正月の日 種まきなど、新しく始める日。 書いたり、読んだり、 自分に合ったことを。 暖冬に早く咲いた梅、 水仙と共に香りをくれる。 これから、緑が育ち、実が膨らむ。 今目に見えているものがあるから、 未来のものがあり、 今は見えなくても、 準備しているものがあるから、 未来のものがある。 世界はだれかの、 何かの成果でできている。 酸素も、石油も、科学も。 道や建物、システムも。 他の生き物や、 人が残してくれたものがあるから、 今がある。 便利になるほど、

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