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【不育症検査】結果でました!

こんばんは。meruです。

先日、不育症検査の結果を聞きに新横浜の杉ウィメンズクリニックへ行ってきました!

検査結果がわかるまでドキドキでした…!旦那と2人して前日から緊張してて、9時予約だったのでめちゃくちゃ早起きしないといけない(高速で2時間半かかる)のに夜更かししてしまうという…笑

寝坊はせずに無事に行ってきました!笑(寝不足旦那運転ありがとう…!)

1.検査結果

前回検査時に子宮動脈の血流が悪いと指摘されているため、血液検査でも何かしら引っかかるんだろうな…と思っていましたが、案の定たくさん引っかかりました笑

血液凝固系
・抗第Ⅻ因子抗体(IgM)
☞杉さんでしか検査できない検査項目だそう。不育症・着床障害の新しい原因として注目されている。

・プロテインS活性
☞正確に測定するには採血直後の処理が必要で、杉さんでは隣に検査機関があるため正確に検査できるそう。
・プロテインS比活性(総抗原量)

妊娠すると血栓ができやすく、赤ちゃんに栄養や酸素が行き渡らないため流産しやすいとのことでした。私は杉さんでしか検査できない項目で見事に引っかかったため、いろいろと悩みましたが杉さんで検査してもらって本当によかったなと思いました!

甲状腺系
・freeT4
・抗TPO抗体

甲状腺については今まで一度も指摘されたことがなく驚きました…!数値がめちゃくちゃ悪いわけではないため、そこまで心配しなくて良いとのことでしたが、念のため内科へ行くよう勧められました。

診察の流れとしては、最初に杉先生から検査結果や治療方針を聞き、その後看護師さんから詳しくアスピリンの飲み方等教えてもらいました。

2.治療方針

私の場合、血液凝固系で引っかかったものについては、そこまで数値が高くないとのことで低用量アスピリン療法で大丈夫とのことでした!ヘパリン自己注射も覚悟していたので少し安心しました。

アスピリンの飲み方についてはこちら↓

1錠55円(100錠まで貰えました)

私の場合は、アスピリンを妊娠前の高温期中間~妊娠28週まで服薬するよう言われました。しかし、私は遠方で杉ウィメンズクリニックに通うことは難しいため、妊娠中通う産婦人科医と相談し、服薬中断時期を決めてくださいとのことでした。

アスピリンがなくなった場合、杉ウィメンズクリニックでも処方してくれるそうですが、私は遠方のため処方してくれる近隣のクリニックを探しておいた方がいいと思うと言われました。流産でお世話になったクリニックで処方してくれるそうなので安心しました!杉ウィメンズクリニックは、私のように治療方針が定まれば、最短で検査と検査結果説明の2度の受診で済むのも有難いなと思いました!!

ちなみに、お会計は12,900円でした!内訳的には、
・前回の超音波検査の分(保険適応のため今回の請求にしてくれている)
・バイアスピリン100錠☞5500円(不育症でのアスピリン処方は保険適応外だそう)
・不育症治療受診証明書☞3300円(助成金申請のため)
・郵送事務手数料☞1650円(遠方で直接受け取れないため)

私の不育因子の場合、治療することによって90%以上の生児獲得率(胎児が染色体異常でない限り)になるそうです!詳しくはこちらを見てみてください↓
治療成績(Fuiku-Labo)

3.不育症治療費助成事業

私の住んでいる地域では、少子化対策の一環として不育症の検査や治療に要した費用の一部を助成してくれる制度があります。

対象条件として、妻の年齢が43歳以下であることや夫婦の合計所得の制限などありましたが、私は対象となったので今回申請することにしました!

助成について(私の住んでいる地域)
・不育症に係る医療保険適用外の検査費・治療費のうち、医師が証明するものの10分の7を助成する

・助成対象治療費は241,500円を限度に助成する(申請回数制限なし)

・治療開始日から起算して24ヵ月以内の治療を対象とする

最終的に保険適応と同じ負担になるのはとっても有難いです!私の住んでいる地域の助成制度は手厚い方だと思います。
(不育症検査は約13万円かかりましたが、今後助成金制度の申請をして、最終的な自己負担がどれほどだったのか、わかり次第追記しようと思います!)

【追記:不育症検査の最終的な自己負担額について】
◎不育症検査助成前の総額
128,830円(検査日)+12,900円(検査結果日)=141,730円

◎助成金対象額 
74,500円(自費検査)+5,500円(アスピリン)=80,000円
7割が助成されるため、56,000円が助成金として戻ってくる。

◎不育症検査での最終的な自己負担額
141,730円(検査総額)ー56,000円(助成額)=85,730円

助成金のおかげで最終的な自己負担額が10万円をきりました!とても有難いです。手続きなどは多少面倒ですが、これだけ戻ってきたので申請してよかったですし、助かるなと思いました!!

不育症治療費助成事業については自治体によって助成額や対象が異なります。対象医療機関でないと助成されなかったり、そもそも助成事業を導入していない自治体もあるそうで、自治体によって大きな差があるのが現状です。子育ての制度などもそうですが、地域によって差が出てしまい、平等でないのはいかがなものかと思います。子を望む世帯にも、子育て世帯にも優しい世の中になってほしいなと、不育症患者になって改めて感じています。

不妊治療も来年度から保険適応になるのと同じように、不育治療も早く保険適応になってほしいと強く思います!

4.さいごに

今回不育症検査をして原因がわかったことで、2度流産をしてモヤモヤしていたものがスッとなくなったような気がしています。しかし、私のせいでせっかく宿ってくれた2人の命を奪ってしまったのか(染色体検査をしていないのではっきりとはわかりませんが)と思うと、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。それでも、もしこのタイミングで検査をしていなかったら…と考えるとゾッとします。今後治療をしたからといって絶対に流産をしないというわけではないけれど、検査をしたからこそ前を向いてまた頑張ろうと思えています!

検査結果もわかり治療方針も決まったので、私は先日妊活を再スタートしました!不安はまだありますが、今は我が子に会いたい気持ちが強いです!!

我が子を抱きしめられる日がくることを夢見て!また頑張ります!!

最後まで見ていただき、ありがとうございました。

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