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クマは、いわゆる社会に認められるようなものを得てきた。ある時それを一度に失った。目の前が真っ暗になった。すると、ぽっと灯がともるように近所にカフェができた。クマは通っているうちに、カフェの主人の女の子に言った。うたをつくるのが好きなんだ。 女の子が言った。聞いてみたい。

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