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ぼくはなにもつくれない。

子ぐまが言った。
ぼくはなにもつくれない。
クマが言った。
きみがたくさんの後悔や
自己嫌悪や劣等感の中で
それでもできるだけ
よく生きようとして
ある日、もし、さっと誰かに
無意識にやさしくできたなら
それに優る輝きを持った
作品なんて
そうそうないよ。

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