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そしてある日。

キツネは方々の窓口で言われた。あなたは間違っている。あなたは求められていない。あなたの期限は切れている。キツネは思った。ま、そうかも。でもね、おれは何度でもこの散らかった部屋をかたす。何度しくじっても誠実に仕事する。きりなく夢を見る。そしてある日、気の合う花屋さんに出会うのさ。

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