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母乳量を増やしたい素人が色々と調べたことのまとめ

昨年5月末に長男を出産しました。
めらさんです。

以前Twitterに投稿した「母乳量の増やし方」が
思いの外反響をいただいているので、
ひとまとめの記事にして残しておこうと思います。

https://twitter.com/saitomelancholy/status/1429645512609701891?s=21&t=2VcbQ5QYT32Wy5iJfXpofg

!!ご注意!!

この記事は、
ど素人がど素人なりに調べ、
誰かの役に立ったら嬉しいな、
Twitterに投稿したものを追記・再編集したものです。
専門的な知識がある訳ではないので、ご了承を。

母乳量を増やすためには頻回授乳

母乳は産んだら勝手に出続けるわけではなく、「必要だ」と判断された量だけ作られます。
母乳を作るホルモン「プロラクチン」を沢山分泌させるのが、
母乳量を増やすカギに!

母乳を作る「プロラクチン」は分娩直前に最も濃度が濃くなって、
その後は乳首への刺激がない限りどんどん低下するそう。
母乳押しの産院だと、産後2時間以内に最初の授乳をさせたりするのはこのためみたいですね!
出てないのに吸わす意味あるんか?
と思っていたけれど、ちゃんと理由がありました。

授乳(乳首の刺激)のたびに
プロラクチン濃度は高くなって、45分くらいすると低下していきます。
授乳間隔が短ければ、
プロラクチンが高濃度の時間が増えるので、
その分沢山母乳が作られるようになると
少なくとも、プロラクチンが下がり切る前、
2~3時間毎の授乳が効果的だそうです。
プロラクチンたくさん、母乳たくさん!

プロラクチンが増えやすいのは夜間

授乳のたびにプロラクチン濃度が上がるとはいえ、
分泌量が多い時間帯と少ない時間帯があります。
プロラクチンが高くなりやすいのは夜間。
夜間の方が敵に襲われにくいだろう、
と言う野生の名残りかもしれないですね。

プロラクチンが高くなりやすい夜間に授乳することで、
日中よりもプロラクチンが多く分泌されて、
母乳も沢山作られることになります。
「夜間授乳が大事」とは言われているけれど、
母乳を増やすために必要なことだったんですね!

特に、夜中(明け方?)4時頃がホルモン値のピークらしいので、
眠いだろうけど、
明け方1回は逃さず頑張った方がいいみたいです。

水分補給は多めに

母親の血液から作られる母乳の9割が水分と言われています。
1日の授乳が160ml×6回と計算すると960ml
1l近くの水分が母乳として体外に出る計算です。

体内の水分が減ると、
母乳になる水分が減ることになります。
だから水分補給が必要だと言われるみたいです。

母乳が作られるようになると喉が渇きやすくなるので、しっかり水分補給しようね!
水の量を管理するとかメンドクセって思うけれど、
授乳のたびに湯呑み茶碗1杯水を飲む
というのをルーティンにすると忘れづらいのでおすすめです。

ちなみに、水分量が不足していると
母乳はベタベタした感じになるんだそう。
水分量が十分な時にはサラサラなので、
水分量を判断する上で一つの目安にしてみてください。

栄養と休養

水分と同じく、
母乳に含まれる栄養は全て母親の体内にある物から作られます。
多くは、母親の体脂肪から作られるそうだけれど、
「母乳を作る」のも生体活動だから、
その分のエネルギーも余分に必要になります。
3食しっかり食べた方がいいです!

栄養を摂っても、
休養(寝る)しないと体力は回復しません。
体力を回復させるためにも睡眠が大事です。
「夜寝れないし、ゆっくり休むなんて
と思うかもしれないけれど、
実感として、寝ないより昼間でも寝た方がマシでした!
目を瞑って横になるだけでも少しは違うんだそうです!

3ヶ月くらいまで頑張ろう

産後プロラクチンは減少していくけれど、
3ヶ月くらいまでの授乳状況に応じて安定していくそうです。
「母乳量がすくないかも」
「初めは出てたのに減った」時でも
3ヶ月くらいまで頑張ってみると
状況が変わる可能性はあるみたいです。

「もう3ヶ月過ぎちゃったし」
という場合も、
早ければまだ可能性はあると言う助産師さんもいるので、
諦める必要はないと思います。
とにかく、早ければ早いに越したことはないようです。

搾乳の初めは手絞りを

直母できないから搾母という人は
搾乳機だけだと乳首の刺激が足りないそうです。
少し手絞りしてから搾乳機使うと、
プロラクチンの分泌が増えて、
母乳量を増やすのに良いみたいです。

また、射乳に必要なオキシトシンが出やすくなるので、
赤ちゃんの写真とか動画とか、
「かわえぇ〜母性溢れる〜」という物を見ながらやるとより効果的だそうです!

以上、
「母乳に拘りはないよ〜」と思っていた割に、
「減ったかも⁉︎」と思った途端
母乳を諦めたくなくて死ぬほど検索魔になっためらさんでした。

あくまで、素人の個人調べです。
正しいとも
コレをやれば大丈夫というわけでもないけれど、
私自身が「早くに知っておきたかった」
と思うこともあったので
誰かの参考になれば嬉しいです。

出産前、心配症の私は自分の体調に異変がないかと、
妊娠時の体のことや陣痛の兆候、
分娩について、
それはそれは毎日のように検索し、
youtubeでたくさんの動画を見漁っていました。

無事に(?)出産を終え、
育児をスタートして3ヶ月が経とうとしていた頃、
突然母乳の出が悪くなったのを感じました。
私が出産した産院は母乳育児を絶対としておらず、「ご希望は?」スタイルでした。
自分自身特にこだわりも無く、
人に預けることもあるし、
「母乳とミルクの混合が楽だよな」
と思考えていたので、
産院で母乳について詳しく教わらなくても特に気にしていませんでした。

産後すぐから順調に母乳が出て、
子もうまく哺乳できていたので、
大きな苦労をする事無く2ヶ月が経過していたのに、
ある日突然、
胸が全く張らなくなって、
授乳中 ゴクゴクと飲む音がしなくなりました。
一体何が起きたのか?
昨日まで順調だったのに

もともとこだわりは無かったし、
夫や親に任せる時は問題無くミルクを飲む。
母乳が出なくてもミルクにすればいいんだし

そんな風に思っていたはずなのに、
いざ母乳がでなくなったと思ったらどうしたものか。
絶対に諦めたくない!!という思いが湧いて、
そこから、「おしえて!Google先生!」よろしく
ネット検索を駆使して、
これらの情報をようやく手に入れました。

検索には

ここまで、母乳量の増やし方について書いてきましたが、
母乳育児こそ至高!とは思っていません。

授乳したくても難しいD-MER(不快性射乳反)っていう症状なんかもあります。
人それぞれ事情があるので、
完ミが良くない、幸せじゃないって話ではなくて。
私は個人的に、
母乳をあげているが想像していたより幸せ(オキシトシンのせい)だったのと、
調乳のたびにミルクを準備するのと
哺乳瓶洗うのとかメンドクセって思っちゃう
モノグサ野郎だったというだけなのです。
十分授乳したはずなのに足りないかな、って時とか
夫に任せたい時とか、
必要に応じてミルクを使っています。

結局のところ、
妊娠出産育児どれをとっても
※個人差ありなんですよね。


何が優れているとかこれはダメとかじゃなくて、
みんな今日も育児お疲れ様です!!
生きててえらい!

明日も生き抜こうな!!!!

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