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ベビーシッターサービス「ポピンズナニーサービス」を初めて利用した

夫婦で結婚式に出席する機会があり、初めてベビーシッターを利用しました。今回利用した「ポピンズナニーサービス」を利用するまでの流れ、料金、あると便利なものなどについて書いてみます。

ポピンズナニーサービスを選んだ理由

「ベビーシッター」で検索するとマッチング型が検索上位に来やすいです。マッチング型のほうが料金はお手頃(多分)なのですが、過去に何度か事件が発生しており、事件後の運営会社の対応もよろしくないという記事を見かけて利用に躊躇していました。
マッチング型に登録されているベビーシッターさんの大半は善良なベビーシッターさんでしょうし、派遣型なら絶対に事件が起きないというわけではありませんが、何せ私達も初めて利用するので少しでも安心できるところに依頼したいと思いました。

私の会社にはベビーシッター補助というものがあり、補助の一環で派遣型のベビーシッター会社「ポピンズナニーサービス」と法人契約してくれています。通常は入会金と年会費が必要ですが、法人契約の場合はどちらも無料です。
せっかくなので有り難く使わせてもらおう、ということでポピンズナニーサービスに決めました。

会員登録と依頼の流れ

1. 会員登録

利用の前に会員登録をします。公式サイトの「新規入会」からフォームを開き、必要な情報を入力していきます。
登録を進めていくと子どもについて聞かれるのですが、結構な質問数なので時間に余裕のあるときに登録を済ませたほうがよさそうです。(ポピンズに限らず、どこの会社でも余裕を持って登録したほうがいいですね)

ポピンズは専用アプリがあるのでインストールしておくのがオススメです。派遣される方が決定したときに通知が飛んできます。

2. 依頼

登録が済むと会員画面にアクセスできるようになります。そこから新規オーダーをします。
希望日時、場所、子どもの体調、お世話の内容(ミルク、離乳食、おむつ、トイトレなど)などを入力します。自宅でのお世話以外に保育園や学童などの送迎も頼めるようです。
お世話にはオプションがあり、例えば「子どもの食事づくり」や「掃除」、「英語でのお世話」もあります。

今回は7:45〜15:30の約8時間のお世話をお願いしました。お願いした内容は「室内遊び」「ミルク」「おむつ替え」「お昼寝」です。

クーポンを持っている場合はこのタイミングでクーポンの情報を入力します。もし依頼時に入力し忘れた場合は、電話してクーポンがあることを伝えましょう。

私はすくすくえいどの手帳を持っていたのですが、「すくすく300」「すくすく700」などのどれに該当するか分からなかったので電話で確認しました。700円割引になるタイプだったので「すくすく700」になるとのことでした。

3. ベビーシッターさんの決定〜派遣前日まで

依頼から数日後、「ナニー(※ポピンズナニーサービスでは、ベビーシッターさんのことをナニーと呼びます)が決定しました!」という通知がアプリに届きます。
ポピンズのアプリを開くと、派遣予定のベビーシッターさんのフルネームと顔写真が確認可能です。詳細なプロフィールは分かりませんでした。

それから更に数日後、新型コロナに関する同意書がメールで送られてくるので、同意して送信します。

そして派遣前日、ベビーシッターさんからご挨拶と日程確認の電話がかかってきて、準備完了となりました。事前面談のようなものはありませんでした。

当日の様子

ベビーシッターさんの到着

お世話開始の10分前にベビーシッターさんが到着しました。到着時刻については前日の電話で予定を伝えてくれます。
軽く挨拶をした後、手を洗ってお世話用の服装に着替えられていました。
スリッパはこちらでも用意していましたが、持参されたものを使用されていたので不要だったようです。

ベビーシッターさんの準備ができたらお世話についていくつか質問をされます。今回聞かれたのは、

  • おむつの場所

  • おむつの捨て方・捨てる場所

  • 食事の確認(ミルクのみでいいか、おやつは不要か)

  • ミルクの飲む時間・量

  • ミルクの場所

  • 哺乳瓶の片付け方

  • 昼寝の時間

  • お世話の注意点はあるか

でした。

外出中の様子

見守りカメラで何度か確認したのですが、息子の隣には常にベビーシッターさんがいらっしゃいました。起きている時は抱っこするか遊ぶ、寝ている時は文字通り目を離さずずっと息子の様子を見守ってくださっていました。(5分おきに呼吸チェックされていたようです)
「息子が寝ているときは自由に過ごしてください」とお伝えしていたのですが、ベビーシッターさんが休憩されている様子は全くありませんでした。

なお、見守りカメラについては出かける前に存在と目的(監視目的ではなく、息子が何をしてるのか知りたいため)を伝えておきました。
ベビーシッターさん曰く「どこのご家庭にも設置されているので全然問題ありません」とのことでした。

帰宅後

不在中の様子はどうだったかの説明を受け「ポピンズメモ」という紙をいただきました。ポピンズメモには、

  • お世話時間

  • 食事について(ミルクの時間/量)

  • おやつの有無

  • 睡眠について(時間/体勢/呼吸チェックの間隔)

  • トイレ・オムツ替え(時間/大・小どちらか)

  • 不在中の様子、どんな遊びをしたかなどのテキスト

が記載されていました。
「長時間寝てくれたので、その間にポピンズメモを書いたり折り紙を折らせていただきました」とのことで、折り紙で折られた蝶々・いちご・はらぺこあおむしでメモが装飾されていました。はらぺこあおむしって折り紙で作れるんですね…。
暇な時間もスマホやテレビを見たりせず、子どもが喜びそうなことに時間を遣われているので頭が下がります。。

すくすくえいどの手帳にサインをもらい、ベビーシッターさんが帰宅して終了しました。料金はベビーシッターさんには渡さず、後払い(恐らく一月分まとめて)になります。

8時間近く全力で構ってもらった息子はとんでもなくご機嫌で、ベビーシッターさんが帰った後もずっとニコニコしていました。

料金について

7時間45分の利用+早朝料金+ベビーシッターさんの交通費で約20,000円でした。
20,000円を単純な金額として見ると(私の感覚では)結構高いですが、「信頼できる大人を8時間も拘束し、全力で子どもの面倒を見てもらう」と考えればかなり安いと感じました。

用意しておくといいもの・要らないもの

お世話グッズ一式を一箇所にまとめる

お世話グッズは一箇所にまとめておくとベビーシッターさんも迷いません。

我が家ではお世話グッズをワゴンに入れているので、上の写真のようにワゴンのそばに着替えやストックの入ったカゴを置いておきました。
ベビーシッターさんが使う可能性があるのは、

  • おむつ

  • おむつ替えシート

  • おむつの処理袋

  • おしりふき

  • 着替え(服・肌着)

  • タオル

  • おむつやおしりふきなどのストック

などでしょうか。ウェットシートもあると良さそうでした。(「おもちゃをウェットシートで消毒した」とメモに記載されていたので)

お世話マニュアル

また、会社の人が「おむつの場所などを記載した紙を用意しておくと良い」と仰っていたのでお世話についてのマニュアルみたいなものを作成しました。マニュアルには、

  • 緊急連絡先

  • 息子のプロフィール

    • 月齢

    • どういう遊びが好きか

    • どういうときに泣くか

  • お世話するときの注意点

  • ミルクについて

    • 缶・哺乳瓶・ストックの場所

    • 作り方

    • 間隔・量

    • 注意点

    • 哺乳瓶の洗い方

  • 睡眠について

    • 間隔・時間

    • うつぶせ寝について

  • 服や布が汚れたときの対処法

    • ベビーシッターさんが来る前に水と漂白剤を入れたバケツを用意しておいたので、そこに入れてほしいと書きました

  • トイレ・洗面所の場所

  • 掃除用具の場所

    • 掃除は依頼していないですが、万一必要になったときのため

  • 家の設備について

    • エアコンやテレビなど自由にお使いくださいというようなことを書きました

を写真つきで記載していました。オムツ替えについても書く予定だったのですが、時間が足りず。

見守りカメラ

SwitchBotの見守りカメラを使用しました。Nature Remo派なのでSwitchBotのハブは持っていないのですが、カメラは単体でも使用可能です。

外出先からでも息子の様子が確認できたのでよかったです。

要らないもの

  • ベビーシッターさんの飲食物

  • ベビーシッターさん用の娯楽

  • スリッパなど、ベビーシッターさんが身につけるもの

会社の方針なのか、それともベビーシッターさんによるのかは分かりませんが、子どものお世話に関係のないものには絶対に触らない・使わないようにされているように感じました。

「テレビは自由に見てくださいね〜」と伝え、電源を入れて出かけようとしたのですが、お世話を開始するタイミングで消されていました。
新品のペットボトルのお茶も冷蔵庫に用意していたのですが、不要な冷蔵庫の開け閉めが発生するからか(またはコロナ対策か)手をつけられていませんでした。

エアコンも使ってくださいと伝えたものの外出前と後で設定温度が変わっておらずで、帰ってきたときは若干暑く感じました。
ベビーシッターさんの体感に任せると操作を遠慮してしまうかもしれないので、「室温計を見て22〜24度になるようにしてください」のように具体的な指示をしてあげたほうがいいかもしれません。

身につけるものはご自身で用意されてくるので不要です。

感想

思っていた以上に丁寧で満足以外の感想が出てきません。また次もお願いしたいと思います。というか今回来てくれたベビーシッターさんに同居してほしい〜〜!!