原作
川辺の木陰の下で、ハリーがダンブルドアとヴォルデモートとあと誰か忘れたがもう一人を殺害した。死体を隠すつもりだったが、何かの用事があったので一度その場を離れた。
日が暮れて、川沿いを歩いて戻っていると、旅行ツアーの老人の団体とすれ違った。30人くらいの大所帯。絶対に死体が見つかったと思った。もしまだ死体がそのまま放置されていたとしても、これから隠すのは危険だ。
現場に近づくと既に事件が明るみに出たあとで、警察や関係者が沢山いて、その中にハーマイオニーもいた。ハーマイオニーは憔悴した様子でハリーの元へやってくる。どうやらはハリーとハーマイオニーが容疑者とされているらしい。ダンブルドア(?)が役人2人と話しながら歩いてきて、ハーマイオニーに
「よいか、14時から15時の間、どこで何をしていたのかをよく思い出すのじゃ」
とだけ言うと、また忙しそうに去っていった。ハーマイオニーは無実だ。しかしハリーにはアリバイが無い。ハリーは彼女に本当のことを話すべきか迷っていた。
「あっ。ハリー、あなたいつの間にか私の身長を追い越してるわ」
唐突にハーマイオニーが言った。寝癖がつきっぱなしの髪が逆立ってはいるが、確かにハリーの身長はほんの少しだけハーマイオニーを上回っていた。2人はささやかに笑いあった。
原作はこんな重い話だったのか…
これからハリーはどうなるんだろう。
という夢を見た。
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