デレステの「今年5〜6月の」売上がバンナムの収益シェア円グラフから消えている件

Xで話題になってるこの記事を見て「学マスの売上すごいな」と思ったけど、一方でデレステの売上が去年の円グラフから消えてるので「かなり落ちぶれた」と誤解されかねないなと思ったのでちょっと書いておきたい。

まずこれはSensor Towerという会社が「学マスという作品が生まれて1ヶ月の期間でソシャゲ環境にどれだけ影響を出しているのか」を、あくまで学マスリリース日の5月16日より1ヶ月間に期間を絞って数字を出しているものだ。
1年間の売上比較ではない

なんか1年分の売上と勘違いして「デレステがたった1年でバンナムのシェア5%未満になった」みたいな感覚でXでポストしてる人を見かけたので、そこはちゃんと読み間違えないでほしい。
ちゃんと同時期の1ヶ月分の売上比較ですって書いてあるので。

それはそれとしてすごい見づらいなこの円グラフ…
作品が色別になってないのでとても見づらい

で、もう一つ重要なことがあって、去年のその時期はStageforCinderella(=デレマスの総選挙)をやっていたということだ。

公式ホームページは総選挙開催時期が見づらかったので、その次にアクセス数の多いこの記事を参考に貼る。

この記事の項目「開催内容」の時期を見ればわかるが、本戦の時期は2023年5月15日〜28日で、ちょうどこの収益シェア集計期間に被ってる。
なので去年のデレステの売上分には、総選挙の課金票がガッツリ入っているのだ。

デレマスの総選挙を参加したことある人ならわかると思うが、あの時期は当たり前の様に満票(15000票、お得販売の石を使わないなら大体15万円)の報告が複数飛び交う狂気の場と化している。
当然普段より課金の割合は多いはずだ。

そして去年の本戦が終わってから今まで総選挙をしていない。
なので今年の5月〜6月は総選挙の影響が全くない。

つまりこのグラフはデレマスにとっては「総選挙開催時期より普段の方がみんな課金していない」という当たり前のことしかわからないのだ。

本当にそれしかわからないので、これでデレステが売上すっかり落ちたか否かは全くわからない。
肌感覚だとどうなのかは語れるけれど、それが正しいのかの保証はない。

なのでこのグラフだけでデレステを語らない方がいい。
売上の話をしたいならそれはそれでいいけれど、それの資料としてはこのグラフは参考にならない。

それはそれとして今のデレステがどれだけ売上あるのかは個人的に結構気にはなっている。
縮小しても今後もずっとやれるのかなとか、やっぱり運営から何も言われないととても気になってしまうので、本当にこの懸念は取りたいなって感じだ。

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