【まくら✖ざぶとん】①④⑧『おでん屋台➌』
えー、巷は早くも年の瀬今年の瀬、このまま一年が終わっていいものか、よくなかろうとそそくさ進んでいくせわしない師走にそわそわそわそわ、忘年会にクリスマス、それが終われば大掃除して大晦日は年越しそばに紅白歌合戦、行事の行列でそれぞれ決まった過ごし方がある年末年始、お部屋騒動はなかったがまくらに関しちゃおでん屋台の一席がこの時期の風物詩。
とある私鉄沿線の駅前にちょこんと佇むおでん屋台は令和の時代に昭和のまんまの佇まい、匂いでも提灯でもなく湯気に釣られて誘われて、夏の虫は光にたか