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3期Σリーグ第6節1戦目C卓自戦記


東1-0

下家の捨て牌が異常でおそらくは索子の混一色。序盤の派手な切り出しを見るにおそらくは赤か役牌でマンガンはありそう。ということでこの形からは索子&役牌は切りにくい。それを踏まえると4pにくっついてもターツオーバーになるので打4p。使わない危険な牌は早めに切る。

8mが重なり打7mで七対子へ。

一向聴からこの4pで対面に放銃。索子の余ってる下家も聴牌付近でツモられると大体マンガン。それならドラも多く見えてほとんどのケースで安い対面に打ったほうが失点が少ないと判断。1000点なのはツイていました。
親の時は高いところにツモられる前に安いところに打つのも一興。

東3-0

タンヤオは遠いので本線は七対子。親に通りそうにな9mを残して打3m。
手牌が悪い時は親に切れる牌を一つは持つ。いや、9mもさほど通るわけじゃないんですけどまぁうちの選手では一応安全寄りなのでw

打8p。どう考えても遅いので安牌を持ちつつ七対子ドラドラ一本。ただそれでも一応喰いタンを見て打9mでよかったかなと思います。

打9mから自力でもう一個メンツを完成させた時のみタンヤオに行くのがベストでした。

このあと下家からリーチが来て降り。安牌を準備していたかいはありました。

この後は一生下家が和了る展開。

南2-1

1-4pのメンピン。曲げますかね?ここは打3pの取らず。
下家は明らかな索子の混一色。ドラ色で上があまり切れていないことを考えると当たりはしないものの急所ではあるでしょう。そうなると7sを鳴ければ12000になり下家が襲い掛かってくるケースがほとんどだと思われます。その後どうなるかは分かりませんがそういう勝負をすること自体がかなりのリスクです。

そして問題はこの手を和了ってもよほどのことがない限りトップにはなれないということ。しかも和了っても2着がさほど確定的でもない。そう考えると命をかけるほどの手とは思えませんでした。

Σリーグのレギュレーションは負けている時に無理して深手を負わないことがかなり大事だと思っています。完全順位戦ではない40試合の勝負では素点のptはかなり重い。

結果は下家から上家への5200。無失点でこの局を切り抜けたのはツイてる。

ここから降り続けてオーラス。

南4-0

下家が打3p。一向聴のこともあるが切られている牌のバランスを見るとやや聴牌寄りかという感じ。

こちらの状況としては
2000~3900を打つと3着。
5200以上を打つとラス。

という感じ。赤をさらされているのとドラの切れ具合を見ると下家に振り込むとほぼ3着。

ここで大事なのはオーラス1着順落ちはある程度しょうがないということ。

それを踏まえて対面の進行を見ると二段目に入っているのにいまさら西の対子落とし。ということは何かしらの不具合があって大回りしていると思われます。そう考えると対面は和了りが遠いところからは危険な牌はあまり打たないようにするのではないでしょうか。

そうなると僕までが下家に絞ると下家の和了り率はそれなりに下がります。
それを最も喜ぶのは親。ここから下家が和了れないうちに親に加点されると最終的にこちらが4着になる可能性がかなり現実味を帯びてしまいます。オーラス1着順落ちは許容しますが2着順落ちは許容できないので下家に打つ分にはまぁしょうがない。自分も和了れそうだしということで下家の仕掛けは無視する構え。

最強あすにゃむうおおおおおおおおおお!!

ということでかろうじて浮きの2着で終局。

まともに聴牌したのは1回だけ

7巡目12000。7pと9pを押されたけど8pは出ませんでした。悲しい。

ただ聴牌しなかった分リスクの高い局面をなるべくつくらないようには努力していました。その成果はあって手が入る入らないは別として特段危ない場面を迎えずに2着を取れたなと思っています。手の入らない時のこういう積み重ねこそが麻雀。

対戦ありがとうございました。


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