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倫理思考スキル(前半)

こんにちは、めいてんです。


WEEK1~6でスキルを学ぶための土台の話をし、
Week7から実際に使えるスキルの話が始まりました!


WEEK7~10では、

・伝えるスキル
・ブランディングスキル
・論理思考スキル
・企画設計スキル

のビジネスのベース部分について話をします。


この4つのスキルを学ぶことで、
【事業計画書・提案書】
の制作ができるようになります。


前回は、
【ブランディングスキル】
についてやりました!
まだ見ていない方はこちらから


今回は、
【論理思考スキル】
についてやっていきます!

(この論理スキルについては少し長くなるので前後半に分けます)

前半では、どのようにスキルをつけるのか。
後半では、そのつけたスキルでどのようにビジネスを設計していくのか。

です。


結論
掛け算と同じで、スキルがあっても論理思考スキルがなければ無意味!


(この内容はMUPカレッジで学んだ事をアウトプットしています)


フェルミ推定


ビジネスをやる上で論理的な思考を持つことはとても重要です。


ここで問題です。

問題)

・座席数:13席
・場所:浜松町
・従業員:3人
・ラーメン価格:650円

Q. ラーメン屋の売り上げと利益は?

(下にスクロールする前に少し考えてみてください。)


皆さんわかりましたか?


正解は、

この問題に正解なんてありません。
なぜなら、誰にも正確な売り上げ・利益なんてわからないからです。


今回の質問で重要なのは、

答えの正解・不正解ではなく、

考え方の正解・不正解を見る思考力(フェルミ推定)

が大事です。


例えば売り上げが100万円と考えたのであれば、

どのようなロジックを元にその考えにたどり着いたのか

ここが重要です!


まずやるのは、
ラーメン屋の売り上げに関連する【要素】を書き出してみます。


皆さんはこのようなフレームワークを元に考えることができましたか?

スクリーンショット 2020-07-22 17.53.05


このように要素分解をし、
このフレームワークに実際のデータを当てはめれば
考え方は正解ですよね。


このように、

顧客の視点を論理的に証明・追求することがビジネスでは重要

です。


なぜその事業をやるのか? なぜその立地がいいのか?

などの質問に対して、なんとなくではなく、論理的な思考の説明・証明がビジネスをやる上では重要です。


売り上げがいくら出たのか、利益がいくら出たのか、ではなく
この考え方をわかっていることで、どんなビジネスにも対応することができます。


自分の思い込みは捨てる


ショッピングに行くとどの服もよく見えてしまいますよね。
そしてついつい買ってしまいます。

でも冷静に考えてみたらいらない服だったな、
といった経験みなさんありませんか?


人間は一時的な感情で舞い上がってしまい、
自分の思ってる以上のことを想像してしまいます。


これはビジネスにおいても一緒です。


一時的な感情で「これ絶対成功する」とか思いがちですが、

【自分の事業への思い込み】というのを捨てて、

【自分から見える視点が決して正しくはない】と常に疑い続ける

ことが重要です。


疑うとはどういうことなのかというと、先ほど言った

顧客の視点を論理的に証明・追求することがビジネスでは重要

ということです。


そしてなぜ自分の事業がうまくいかなくなるかというと、

人間は物事をドラマチック化してしまう習性があるから

です。


Q. 突然ですがこの世界で予防接種を受けられていない子供達はどのくらいいると思いますか?

- 20%
- 50%
- 80%


きっと50%、80%と答える方が大半だと思いますが、実は20%なんです。


なぜ50%、80%と答えてしますかというと、
世界の貧しい子供達の話などをニュースで見て、この世の中はこういう物なんだと決めつけてしまうからです。

でも1度データから見てみると、80%の子供達は予防接種を受けることができているわけなんですね。


そしてこのような
【思い込み】をビジネスでしてしまうと失敗してしまいます。


【思い込み】は捨てないといけません。


自分の考えは正しい!ではなく、

人の考えを自分の考えとマッチングさせる!

これを論理的に証明していくことがビジネスで成功する条件です。


この条件を実現するには、

2つの本能;
- 分断思考
- ネガティブ思考

を捨てる必要があります。


では分断思考・ネガティブ思考とはどのようなものなのか?
そしてなぜその2つの本能(思考)を捨てる必要があるのか?

これから説明していきます。


分断思考


- 分断思考とは?

なぜか人は物事を2つに分断したがる習性があります。

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【金持・貧乏】と言っても今の日本はその中間層がほとんどです。

【先進国・途上国】と言っても、どんどん先進国に近づいていっている国はたくさんあります。そしてそれらの国はどのラインから先進国になるのか?


このように、
【白と黒】と分けるのではなく、そこの間にはグレーがあったりホワイトグレー、ブラックグレーなどいろんなグラデーションがあると言うことを理解する必要があります。


- 分断思考をビジネスで捨てる理由

結論から言うと、

〇〇な物事を分断して考える事で、
その〇〇のメリット・デメリットが見えなくなる

という事です。


例を挙げてみます。

飲食店を作る時に、【交通量が多い=良い立地】と考える方が多いかもしれませんがそんなこともありません。

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交通量が多い立地であれば、売り上げは高いかもしれません。
しかしその分経費も高くなります。

一方、交通量が少ない立地であれば、売り上げは低いかもしれません。
ですが経費もその分安く収まります。


このように一概に
交通量が多い=良い、交通量が少ない=悪い
というような2つに分断してしまう事で、
それぞれのメリット・デメリットが見えなくなってしまいます。


分断したものを再分割してグラデーションを考える!

というのがビジネスでは大事になってきます。


ネガティブ思考


- ネガティブ思考とは?

人間はネガティブな物事に対してとても共感を産みます。

だからニュースでは視聴率をあげるためにそのような事ばかり放送します。

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しかし実際は感染症は昔より減っているし、子供の死亡率・戦争による死者数だって減っています。


画面上で悪いネガティブなニュースばかり見てしまうので、
この世の中はどんどん悪くなっていると考えがちですが、実はそうでないという事です。


- ネガティブ思考を捨てる理由

結論から言うと、

物事に対して疑う心を持ち、ロジカルに考える。
そして事実を知り、データが生まれから成功する。

です。


2018年に実際にあったニュースがいい例です。

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このように、メディアは常に悪いニュースを載せようとします。


だから普段見るもの、聴くものを真に受けるのではなく、
一旦【疑う】と言うことをしてください。


まとめ


自分の感情や感覚を定量化して証明することが重要


今回は論理思考スキルをどのようにつけるのか、についてやりました。


ビジネスをやる上で、

どのようなロジックを元にその考えにたどり着いたのか

が重要です。どんな質問に対しても論理的な思考の説明・証明ができなければいけません。


そして思い込みをビジネスをやる上では捨てることです。自分から見える視点が決して正しくはないと常に疑い続けてください。

疑うとは、

顧客の視点を論理的に証明・追求すること

です。


そのためには人間の本能である、

- 分断思考
- ネガティブ思考

を捨てる必要があります。


次回は、

【論理思考スキル】でどのようにビジネスを設計していくのか

についてやります。


(この内容はMUPカレッジで学んだ事をアウトプットしています)


それではまた、Adios!

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