仕事のお昼休みの終わり間際に「バカボンのパパの名言」を検索してはいけなかった。

お昼休みが終わり、外に立って、こみあげる涙、、、、目をこすらなくてもいいように
風が吹いてくる方向を向いてそっと目を乾かした。
だから、バカボンのパパの名言は、
閲覧注意。電車の中にも向きません。


何があっても、

「これでいいのだ」
とバカボンのパパは言う。

バカボンもハジメちゃんもママも、だから安心していられるんだ。優しい全肯定。バカボンのパパは強いのだ。

私は弱いから、まだそう言ってあげられない。
心配性だから、今日も学校にいけなかった上の子や、学校と勉強をすることを1年間、全くしなくなってしまった真ん中の子に言ってしまうのは、

「これでいいの?」だ。


明日からは、最後にだをつけてみようか。
「これでいいの?、、、、、だ」
「これでいいの?、、だ」

「これでいいのだ」と言えるようになりたい。
世間の目
将来のこと
これでいいのだ

バカボンのパパは他にも
名言を言っていたりするのかな?
検索してみたら、、、想像以上だった。
力づけられ、ハッとして涙がこぼれた。

「わしは バカボンのパパなのだ 

この世は むずかしいのだ 

わしの思うようにはならないのだ 

でも わしは大丈夫なのだ 

わしはいつでもわしなので 大丈夫なのだ 

あなたも あなたで それでいいのだ」


「わしはリタイヤしたのだ 

全ての心配から リタイヤしたのだ 

だからわしは 疲れないのだ 」

バカボンのパパと谷川俊太郎のコラボした詩↓


「心(本当の自分)と頭(日常の自分)


自分ト フタリッキリデ 暮ラスノダ
自分ノパンツハ 自分デ洗ウノダ
自分ハ 自分ヲ尊敬シテイルカラ
ソレクライ ナンデモナイノダ

自分ガニコニコスレバ
自分モ嬉シクナッテ ニコニコスルノダ
自分ガ怒ルト 自分ハコワクナルノデ
スグニ自分ト仲直リスルノダ
自分ハトッテモ傷ツキヤスイカラ
自分ハ自分ニ優シクスルノダ

自分ノ言ウコトサエ キイテイレバ
自分ハ 自分ヲ失ウコトハナイ
自分ハ自分ガ 好キデ好キデ タマラナイ
自分ノタメナラ 生命モ惜シクナイ

ソレホド自分ハ スバラシイノダ」


そうだそうだ!
自分はすばらしいのだ!

明日は学校いけるかな。
いけなくても自転車で
みんなでお散歩にいこう。

誰かが落ち込み停滞し、ずっとごろんとしている日が続く時は、気分転換に外でごはんを食べる。
今日のパート代を全部使ってもいい。
着替えて外に出て、夜の公園を歩いて、ユーカリの木の匂いを吸いこんで、お喋りをして歩く。

おうちにいるとスマホをみたりそれぞれ部屋に戻ってしまうけど、
みんなお喋りが止まらない。
途中で好きなお菓子を買って。
そしてあれ?と不思議になる。

なぜなのだ。不幸な気がしていたけど、実は幸せなのだ。

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