足裏が口を育てる
先日参加したお口育て講座の話。〇〇育の中でも、ちょっとマイナーかもしれない。
口は生命維持のための重要器官
口の役割は、呼吸すること、食べること、話すことの大きく3つ。口を育てることは健やかに生きるためのサポートをすること、と聞いてなるほどなと思った。
近年の傾向として、口呼吸(低位舌)の子が増えており、口が開いていることで乾いた喉に雑菌が繁殖、免疫力が低下する恐れがあるとのこと。流行り病も相まって、免疫力は上げるに越したことはないというのが、私の思いだ。
人間は踏ん張って食べている
離乳食を始めるにあたって、足の裏が着く状態で食べさせる方が良い、というのはなんとなく知っていた。その理由が、食べ物を噛んだり飲み込む時に足の指で踏ん張る必要があるから、だという。これは赤ちゃんに限らず我々大人も同じで、介護の場でも誤嚥を防ぐなどの目的で重要視されているそうだ。
幼い娘が一生懸命踏ん張って食べているんだと思うと、なんだか可愛らしく思ってしまう。
お口育てのポイント
簡単だが、ポイントとして理解したのは次の通り。
食事の際に自由に足指が動かせるよう、普段から足指はフリーに。キツい靴下は使用せず、家の中は裸足で過ごす。
抱っこ紐や素手抱っこで寝させる際は、口がぽかんと開いたままにしない。手を上に維持すると口が閉じやすい。
授乳は顎を引いた状態で飲める姿勢で行う。
相変わらず色々な講座を受講しているが、つくづく体作りが全ての基礎だと感じる。
勉強をするにも、スポーツをするにも、自分の体が自由に動かせないと始まらない。座り姿勢が維持出来なければ集中力も続かないし、すぐに躓いたり上手に転けられないと怪我をする。
インスタをはじめとして、知育がちょっとしたブームになっていると肌で感じている。
今回の講座を受けアウトプットしたことで、頭でっかちにならず、まずは生き物としての基礎をつくるべし、そう教えてもらった気がした。
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