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もしもに備える 窒息対応の話

娘が離乳食を食べ始めて、早2か月が経過した。近頃は少しずつ手づかみ食べをしているが、まだ一口の大きさが分からず、口に詰め込みすぎてしまうことも多い。
また、手に取ったものはなんでも口に入れるため誤飲も怖い。
そこで、日本BLW協会主催の窒息対応セミナーを受講した。

赤ちゃんはなんでも詰まらせる

窒息事故の原因トップはピーナッツらしい。
だが、事故になっていないヒヤリハットを含めると口に入れる頻度の高いご飯、パンが上位にくるとのこと。特別なものではなく、毎日口にするものが事故に繋がることに恐怖を覚えた。
「なんでも詰まらせると思った方が良いです」という講師の言葉がとても印象に残っている。


背中を強く叩いて出なければ救急車を

喉詰まりに最も有効なのは、咳き込むこと、とのこと。話が分かる年齢ならば、まずは咳を促すことが大切。だが乳児ではそうもいかないから厄介だ。

詳しいやり方をメモとして残す。
窒息に対する応急手当(乳児:背部叩打法) - YouTube
窒息に対する応急手当(乳児:胸部突き上げ法) - YouTube

背中を強く叩いて(背部叩打法)出ることがほとんどで、胸部突き上げ法に移行した時点で救急車の要請が必要となる。
意識を失ってから呼ぶのでは遅すぎる。

呼吸停止からものの5分で、致死率は50%に。助かったとしても脳に酸素が行き渡らないことによる障害が残る可能性も高いと説明を受けた。
いかに家庭での応急手当が重要か。

誤飲に繋がるものは手の届く範囲に置かない、食事中は見守る等の対策は、もちろん必要だ。「なんでも詰まらせる」という意識を忘れず、日々の対策と並行していざという時の備えをしておきたい。

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