時事ネタを少々
子供の頃はインフレと言うのが悪いものだと思っていました。物価高で近所の駄菓子屋で昨日まで10円で買えたものが今日は20円でないと買えないという感じでドンドン物価が上がっていきました。当時の田中内閣は行き過ぎたインフレを抑えようと齷齪していました。今では考えられない、想像できないという人も多いのではないでしょうか?子供心にインフレは悲しかったです。生まれたときからデフレスパイラルに慣らされてインフレをいを知らない世代も増えてきたかと思います。
大人になり給料を貰うようになり、色々知恵がついてからは物価上昇に見合うだけ給料が上がれば寧ろインフレは望ましい事なのだと知りました。それからバブル期とバブル崩壊を経験して、この年になってやっと物事の道理がわかるようになってきました。お恥ずかしい話です。
新しい資本主義とか、分配の好循環とか言われていますが看板だけで具体策が見えてこないです。岸田内閣が何をしたいか顔が見えてこないです。なかなかの強かな所があるのかも知れませんが、そこは本音と建前で日本人は皆ダブルスタンダードになる傾向が少なからず有りますから。そこはそれとして私は特別支持する政党もなくレベラルなのが、リベラルな空気が好きです。名誉毀損にならなければほとんど何を言ってもいい言論の自由は大事だと思います。人の言うことはリップサービスもあるから話半分で聞かなければとも思います。
朝日新聞を毎朝読んでいるのですが、1小市民に政治の恩恵が届くようになるのは遠いような気がします。アダム・スミスが言うように神の手が働いて経済がうまく回ればいいのですが現実はそうではないような気がします。このコロナ渦ですから景気回復と言っても難しい気がします。飲食関係や旅行関係は軒並み厳しい現実を突きつけられていると思います。居酒屋だってレストランだって需要があるから成り立っているのですから、それなりに世間の役に立っているのですからね。無くなったらサラリーマンはどこで酒を飲めばいいのでしょう。コロナが早く収束してマスク無しで会食できる日が早く来るのを祈るだけです。
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