タッグオールスターズ

【タッグオールスターズ環境予想】 新ミミッキュ

@meiouseiO です。
タッグオールスターズのカードリストが発表されましたね!
新カードもいろいろ入っているんですが、僕が特に環境を変えると思ったのはこいつです。

ミミッキュ

ミミッキュです。

このポケモンがいるかぎり、おたがいの場のダメカンがのっている「ポケモンGX」の特性は、すべてなくなる。

という、非常に強力な特性を持っています。
特性つぶしのポケモンと言えばアローラベトベトンがいますが、こちらは全てのたねポケモンの特性がなくなるというものでした。ただしこちらはスタン落ちするので、ポケモンで特性を止めるなら今後はミミッキュになってきそうです。

ミミッキュの特徴

アローラベトベトンとの違いを考えてみると、

1. たねポケモンである
奇襲的に使うことが可能です。アローラベトベトンの場合、ベトベターかメタモンPRをおいて置かなければならず、グズマされたときのために両方展開しておいて残った方が進化、みたいな場面もありましたが、今後はそういった駆け引きはなくなりそうで、ダメカンに気をつけることになります。

2. 逃げエネが1と少ない
前に出てしまった場合でもエスケープボードや手張りから逃げられます。特にカラマネロ系統ではトラッシュにエネを置きたい場合もあるので、シナジーを形成しうるでしょう。

3. ポケモンGXの特性のみ対策できるように
アローラベトベトンはたねポケモンの特性を止めていたので、これは大きな変化です。
非GXのたねポケモンで特性持ちといえば、ジラーチやマーシャドー、アブソル、(フーパ、ディアンシーPR、ウソッキー、オドリドリ)あたりがよく使われていますが、これらの特性を止めることはできません。(()内はスタン落ちするカード)
代わりに、非たねのGX特性持ちでよく使われているのは、シルヴァディGXやペルシアンGX、アーゴヨンGX、(ゾロアークGX、ルガルガンGX)あたりで、これらの特性を止められるようになります
こうして見ると、進化GXの特性持ちでどんなデッキにも入る定番のカードは少なく、非GXのたねポケモンの特性が止まらなくなる影響の方が大きそうです。

4. ダメカンが乗っているポケモンのみ対策できるように
ダメカンを乗せる手段が必要になります。戒めの祠、ギラティナ、のろいのおふだ、ドガース、マタドガスあたりですかね。
重要な点として、ダメカンが乗っていないといけないので、基本的に出た時に発動する特性に触ることはできなくなります。代表的なのは、デデンネGXやカプ・テテフGXですね。
あとは運用上、オドリドリGXやペルシアンGXも出たターンに即特性を使われることが多いのでこれも止めにくいです。

環境に与える影響

対策範囲はアローラベトベトンと大差なく、むしろジラーチやマーシャドー、デデンネGXなどが対策できなくなる分少し減るって感じですかね。
ダメカンを置く必要があるのも構築に影響を与えますし、使いにくくなった印象はありますね・・・
ただし、依然としてミュウツー&ミュウGX、ケルディオGX、ヒードランGXなどの次環境で頻繁に見るであろうポケモンや、何らかのポケモンの特性に依存した新デッキに強く出られるのは利点ですね。特にミュウミュウ側は何らかの対策(殆どの場合隠密フードと思われる)を取る必要がありそうです。

入りそうなデッキ

おそらく最も恩恵を受けるのはギラマネロバレットかなと思います。
ギラティナやおふだ、ウルネクのGXわざなどダメカンを撒く手段が豊富で、かつダメカンをうまく高打点に繋げられるようなカード、ガブリアス&ギラティナGXやニャスパーもいます。
ただし元からミュウミュウとの相性は悪くないのと、わざわざ特性を止めたいポケモン何かいたっけ?感はあります。強いて言うならゾロアーク系統ですがスタン落ちするから・・・
環境次第ではめちゃくちゃ化けるかもしれません。

まとめ

■ミミッキュでポケモンGXの特性が止まるけどアローラベトベトンより少し範囲が狭くなった
■ジラーチやマーシャドーがより使いやすい環境に
■ケルディオGXの信頼性が下がった
■ミュウミュウ側は何らかの対策を取るべき
■ギラマネロバレットなどに採用されそう

読んでいただきありがとうございました!

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