『魔法使いの約束』オススメする理由・ネタバレなしで語ります!

最近1.5周年記念で色々やってるアプリ『魔法使いの約束』。私が始めたのは二ヶ月ほど前、萌え語りの際、ウチのお姉ちゃんに勧められたのがきっかけでした。

オーエンというオシャレなスーツのお兄さんの画像を送られて興味を抱き、どんなアプリかと公式サイトを覗いて、衝撃。

「鈴木千尋さんが私好みの黒髪ショタやってる……!」

何を隠そうめぇめぇさん、その昔鈴木千尋さんが演じたディスガイアというゲームの『中ボス』なるキャラにドハマりして以来、大ファンなのです。しかもこのショタ……『スノウ』という名の彼は、見た目に反してジジィ口調。つまりは愛でても犯罪にならない夢のキャラ、合法ショタではありませんか。

先に補足しておきますが、私はオーエンも大好きです。が、始めた時点では完全に、合法ショタことスノウの声目当てだったのです。

で、アプリ起動。しかし実を言うと、私はあまりこういったアプリを続けられないタチの人間でした。

なぜって、記憶力が残念だから。押し寄せるイケメンの顔と名前を覚えられない、途中育成を挟むとストーリーを忘れる、さらにカードのエピソードを挟むとややこしくなって頭がこんがらがるという、残念な脳みその持ち主だったのです。

が、結果を言えば、二ヶ月ほどプレイして、メインストーリーを全部読むまでドハマり出来ました。あまりスマホのアプリをやらない私がどうして!?と、そういうところをまとめていきたいと思います。

その1・ストーリーが好み

まあストーリーが好みなのは基本中の基本ですよね。ネタバレにならない程度にざっくり紹介しますと、主人公は異世界に飛ばされ、その世界で厄災と戦う、というものです。とはいえ自分で格闘アクションを行う訳ではなく、戦うのは選ばれた魔法使い。魔法使いを統べるジャンヌダルク的な立ち位置が主人公という事なのです。

この『魔法使い』という存在は、人間ではありません。人間、猫、羊、鳥、魔法使い、みたいな。いわゆる種族名です。なので寿命も人間より長く、価値観も人間とは異なっています。しかし人間社会と共に生きているため、人間の価値観との兼ね合いもあったりなかったり。私がこの設定の面白さに気付いたのは、カードを育成するダンジョン的な場所でのエピソードでした。

そこは、人と魔法使いが共存している南の国の『病の沼』。そこでは魔法使いの一人、フィガロのエピソードを読む事が出来ます。初めてプレイした時点ではまだメインストーリーに彼はほぼ出ていなくて、私からすると「なんかまた知らないイケメンが出てきたなぁ……」くらいなスタートだったのですが。

実際プレイしてみると分かるのですが、このフィガロ先生は、魔法使いの価値観、人間の価値観との付き合い方について、とても考えさせられるキャラなのです。エピソードを読んだ後、「なんかよく分からんけど、この人のバックボーンが気になる!」と思い、メインストーリーを読み進める活力になったと思います。余談ですが、その後もフィガロ先生にますますハマり、現在の最推しはそのままフィガロだったりします。

スマホのアプリのゲームは、1から順にストーリーを読む事が難しく、大事な伏線の正体を小ネタでポロっとばらされたりしがちです。ぶっちゃけこのゲームも、そういった面はあります。嫌ならメインストーリー読了するまで、その他の話はスルーするしかありませんが……キャラの魅力を知らないままメインストーリー読了まで育成するのも、なかなか骨だと思います。

ですが、今回はこのポロっとネタバレした事が、かえってメインを進める動力になりました。ストーリーを読む順番が前後しても、このゲームの世界観の魅力は損なわれない、というのが続けられた大きな要因だと思います。

その2・よく分からん事は分からんままでも平気

カードを引いて育成してミッションして、というのが『魔法使いの約束』におけるゲームの基本的なシステムなのですが、アホの私は分からない事だらけでした。もちろん丁寧なチュートリアルはありますが、一回流れを説明されても、アホなので覚えていられなかったのです。初回の説明で覚えられたのは、「カード一枚あると、何回でも覚醒キャラなるものが作れるらしい」という事と、「その覚醒キャラを作るのが目的らしい」という二点だけ。我ながら理解力が低いと思います。

まあ、どうせ初めから効率良く育成なんか出来る訳もないし、カードは何回でも使えるなら取り返しがつかない事もないだろう、と見切り発車をして進めました。しかし、それは正解です。そう、まさしく取り返しのつかない要素なんかなく、失敗や試行錯誤して覚えても問題ないのです。(ただし当然、消費アイテムは使えばなくなるので、そこは注意)

また、育成に必要なTPという、時間経過で回復するゲージがあるのですが、これは育成やミッションをやっていると、使いきる前にレベルアップします。メインストーリー全部読んだ時点では、このTPが100を下回った事がないです。少なくとも、メインストーリー読破くらいまでは気にせず遊べると思います。

詳しいシステムは本編をやれば分かるのですが、育成でイマイチな結果になっても、貴重なカードが無駄になる事はありません。また、貴重でないカードも大事に育てると、充分に役に立ってくれます。最終的にはオート機能があるので、それを見ながら覚えても問題ありません。

ちなみに私はメインストーリーをクリアした今でも、ミッションの効率的な戦い方が分からず、適当にオート編成したパーティーで進めてます。それで問題なく進められているので、ライトに楽しみたい人も間違いなく大丈夫です。

その3・ガチャが優しい

私の勝手なスマホゲームのイメージですが、ガチャとは排出率がイマイチで、課金しないとレアなカードなんか手に入らない……というものだと思っていました。無課金で手に入るのはRまで、相当運が良ければSR、SSRなんて伝説……という前提で話を進めているとご了解ください。

さて、このゲームのガチャは、10連で回せばSR一枚以上確定、たまにピックアップでお目当てのキャラのカードが出やすくなる、といった普通のガチャで、システムが特別斬新という訳ではありません。ですが回してみると、SRまでのカードが無課金でけっこう出ました。10連でSR二、三枚出る事もあるし、R確定ガチャでSRが出る事も。

さっき説明したように、このゲームはカードが弱くてもけっこう立ち回れます。なのでSRがこれくらいサクサク出てくれると、無課金でもかなり快適に進められるのです。

また、これは私だけかもしれませんが、高レアの出やすいキャラは偏っている印象。私のガチャはホワイト、シノ、レノがかなり出やすく、逆にブラッドリーは全く出ません。なんだかんだカード200枚くらいは手に入れた気はしますが、ブラッドリーはN以外出ないです。悲しい……

さすがにSSRはなかなか出ないですが、自分のスマホで出やすいキャラのピックアップで引いてみたりすれば、SSRも出るかもしれません。私はこれで、SSRのシノを10連で二枚出しました。

ただし、ガチャが優しく感じるのは、あくまで私の頭の中で、スマホのゲームは排出率が悪いと思い込んでいたり、特定のキャラのカードがどうしても欲しいと思っていないからかもしれません。推しの高レアが絶対に欲しい人なら、感想は変わるかも。

閑話休題・現時点で思う弱点

褒めるばかりではあまり公平ではないので、私が感じた弱点も語りましょう。

まずはストーリー。基本的に重いです。ほのぼの系ではないので、悲しい世界が苦手な方は無理目に感じるかもしれません。イラストで表現したり、直接描写される事はあまりないですが、ガンガン怪我してたり。人間と魔法使い、種族の違いから起こる軋轢も、人によっては許せないイライラを感じるかもしれません。

育成に関しては、一回が長いのは弱点です。もちろん途中ひと休みは出来ますが、デイリー依頼の中に必ず毎日「育成を二回行う」というものがあるので、二回はしないといけないという……正直、初めのうちはちょっと面倒でした。

同様にミッションも長いです。挟むロード(これは私のスマホがポンコツなせいかもしれない)、スキップ出来ない演出、正直ガンガン回していくのはキツイです。イベントのミッションは演出スキップ出来るんだから、普通のミッションもスキップ出来たらいいのに、と思います。

逆にイベントは間を置かず次々出るので、ちょっと腰を据えて強いキャラを作ろう、なんてする暇がなくて困るかも。

また、私の場合ですが前述の通り、ガチャは偏りが激しいです。出にくいキャラが推しだったら、血の涙を流していた事でしょう。ブラッドリーの武器と魔法の使い方がカッコよくて好きなんですが、カードなくてあまり育てる気にならないのが残念なところ……

イベントのカードも、なんとなくチョイスが偏っている気がします。私が見た最近のイベントがそうだっただけかもしれませんが、北と南の魔法使い多めで、西の魔法使いは控えめな印象……誰が出ても嬉しい人でないと、楽しみが下がるかもしれません。

まとめ・基本無料だし、気軽に始めよう

さて、ここまで読んでくださってありがとうございます。『魔法使いの約束』というアプリが、気軽に始めやすいゲームな事は伝わったと思います。

基本無料で出来るので、良質なストーリーを試し読みしてみるつもりで始めてはいかがでしょうか?『推しが出来るか分からないし……』『難しい事は分からないし……』という人にこそ優しい仕様となっております。キャラにこだわりがなければ、完全無課金でもかなり遊べます。

そしてプレイしていくうちに推しが出来たら、大いに萌えるととても楽しいと思います。そしてこうやって楽しさを共有できる発信が増えたら、ファンの一人として嬉しいなー、なんて思います。

それでは、今回の記事はここまで!まほやく新米ファンのめぇめぇが語る、オススメしたい理由でした。

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