充電

漫画を読んでいたら彼がバックハグをして
「充電」って言ってるシーンがあった

「好きな人と会えると充電される」
「しばらく会えてないから充電減ってる」
って使うことないですか?

彼にその話をしたとき
「俺は充電じゃない」
「減ったり無くなったりしない」
「現実にいるんだからその考え方やめなさい」
って何度か言われたことがある

それからは極力そういう表現を
しないようにしているけど
やはり彼に会うと満たされる
会う期間が空くと減ってくる

「充電」と言っても「電池」の話を
しているのでは無いのだ
もう少しスピリチュアルな意味だ

いわゆる「生命エネルギー」とか
「性エネルギー」とかそういう類のもの
元気の源だ

大好きな彼の「エナジー」を
私の五感で吸収しているのだ

決して吸い取ってるわけではなくて
ダダ漏れているのを受け取っているし
私も送り込んでいる
そんなイメージ

会うと全ての五感がフル稼働する
視覚からは彼の笑顔から溢れるものを
嗅覚からは彼の匂いから溢れるものを
聴覚からは彼の声から溢れるものを
味覚からは彼の唾液から溢れるものを
触覚は手を繋いで指先や手のひらから
抱き合えば全身のあらゆるところから

セックスをすると
性エネルギーの交流が行われて
気分が高揚して元気になれる

何度も絶頂を迎えることで
幸せホルモンで全身が満たされるし
心が暖かくなりものすごい満足感で
会う直前まで息をするのもしんどかったのに
疲れが一気に吹っ飛ぶほどの元気を
もらえてフルチャージされる

会えない時も回復はできる
例えばビデオ通話すれば
視覚と聴覚からチャージできる
凹むことがあったりして元気ないなぁ
ツラってときはビデオ通話したくなる
声を聞くと元気が出る
LINEの文字からだけでも受け取れる

こうやって私の心も体も
彼の存在があってこそ元気を保っている

癒される、心が暖かくなる、幸せ感じる
元気になれる、それがいわゆる同じこと

好きな人に使う「充電減った」や
「充電満タン」は身近なものに置き換えて
簡単に表現しただけのもので
ホントはそんな単純な意味じゃない
もっと大切なことなんだ

私たちはお互い「性エネルギー」を交流し
愛情や活力を与え合っているんだ