ぱらどっくす

皆さん、パラドックスって好きですか?
なんか言葉の響きがカッコイイですよね。
あの戦いで負った古傷がうずき出す感じがしますよね。
まぁ冗談はさておき、詰将棋でもパラドキシカルな作品がいくつも作られてるわけです。
テーマで言うと、例えば取らず手筋なんかが該当するでしょうか。
http://kazemidori.fool.jp/?p=10106
チェス・プロブレムにもパラドキシカルなテーマがあります。
代表的なものがDombrovskis themeです。
ここでは詳細は割愛しますが、興味がある人は下記の記事を見てみてください。
https://www.ozproblems.com/problem-world/paradox
まぁ将棋用語に置き換えてざっくりと説明していきますが、
・紛れ手順:次にAで詰む詰めろをかける→aと受けられて解除される
・解手順:別の詰めろをかける→aと受けられる→Aで詰ませられる
という構造のことです。
これだけ見ると結構不思議で、私が好きなテーマです。
こんな感じで不思議な構造を持った作品っていいですよねー。