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池上show劇場Vol.10終演


一週間前のことになってしまいましたが…

池上show劇場Vol.10での『燈籠』はお陰さまで終演
いたしました。前日に会場にお客さまをお招きしての上演は中止が決まり、当日はライブ配信のみの上演となりました。

ご視聴いただいた皆さま、誠に有難うございました。投げ銭もたくさんいただき本当に助かります。

アーカイブは5/25までご覧いただけますので、よかったらご覧ください。
https://yamanote.zaiko.io/e/ikegami10

会場で直にご覧いただけないことは勿論残念だったのですが、表現自体は配信向けにカメラを意識した演技となり、面白い経験でした。

12月のshow劇場、3月のふるさと発見芸術祭、そして今回と、『燈籠』は3回の上演の機会に恵まれましたが、どれも全く違う上演となり思い出深い作品となりました。

演劇のライブ配信は初めてだったのですが、遠方の友人や、病気やご家族がいる都合で普段はなかなか会場にいらっしゃれない方々に作品をご覧いただけて、それはとても良かったです。

初めてわたしの演技を観た友人から
「あんな声も出せたのね」「驚いた」
と感想をもらって、それはとても嬉しかったです。
誰も知らない自分を届けたくてお芝居をしているわけですから、画面越しでもちゃんと届いていただんだなあ、と安心して、「頑張って良かったなあ」と思いました。

わたしはこれまで自分のしてきたことに否定的で
「もっとやれたんじゃないか」「努力が足りなかったんじゃないか」
そんな風に思っていて、とても苦しかったのですがこの作品は「頑張った」と自信持って言えるので、そのことがとても嬉しいです。それでも映像を見返すともっと違う表現があったんじゃないか、と思ってしまいますが、それはまた次の上演の機会にアップグレードしたいと思います。

次は会場でお客さまと同じ時間を共有したい。
息遣いや汗や気配を感じてほしいから。
観るべきもの感じるべきものをお届けできるよう、より精進いたします。

今はただただ、感染の広がりがおさまること、文化芸術への支援がきちんと行われることを願いながら日々過ごしています。

皆さまもどうか、お身体に気をつけてお過ごしくださいませ。

明子

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