年末年始、振り返りの読書


次は、「エンジニアの成長戦略」

https://bookmeter.com/books/11723268

という本を読みました。

これも振り返りの1つ、自分の今後の成長の為に読みました。
あと、自分はエンジニアなので、エンジニアに関する本が読みたかったので。

この著者の方、
幅広い分野の知識を持ってます。
「機械」と「総合技術監理」と2分野で技術士の資格を
取ってることからも知識が幅広さがわかります。

本書に出てくるエピソードから、
機械のことだけでなく、建築、土木のこともよく知ってると感じました。


本書で感銘を受けたのは、


●技術的アイディアとは、相反する要求をバランス良く収めるために考える。加えて、新しいアイデアは常に反対意見がつきもの。
例として
「乗り物(車でも飛行機でも)は軽ければ燃費が良くなるが、強度が落ちる。今度は軽くて強い素材を作ろうとするとコストが上がる。この中で最適を考える」




たしかにこれがエンジニアだと思います。
「高かろう、良かろう」「安かろう、悪かろう」は当たり前です。
この中で最適なアイデアを出すのがが大事だと自分も思います。

そして、そのアイデアには、必ず相反する要素があり、
100%なものなどありません。反対意見がでます。

-反対意見があることも想定しておくこと。
-その中で事前に反対意見の対応のシミュレーションしておくこと。
は大事だと思いました。

実践していきたいと思います。


●本気でπ型エンジニアを目指すなら30年間、毎年100冊の本を読む
 ⇒毎年100冊=3-4日に一冊(週に2冊)
 たしかに自分も本読みますし、確かに読むと効果あります。
 が、このペースは凄すぎます!!!
 
ただ、1,2週間に1冊の本は、自分も再度、読んでいこうと思います。

●知識はしょせん雑学。
 ⇒バラバラの知識は「点」、これを経験という「線」で繋ぐ。


自分の中では経験が「点」、知識が「線」を言うイメージでした。
いろいろと経験したことは「点」。それを体系化された学問で「線」
でつなぐというイメージでした。

でも
”様々な知識(雑学)という「点」を、経験という「線」でつなぐ。”
これもあるかと思いました、要は両方ですね。

ただ、どうやって繋ぐかは、、中々難しいです。
ジョブスの言う通り、各々を突きつめていくしかないですね。。


●経営感覚=コスト意識+現場に関する観察力+観察に基づく先見性+金と時間のバランス感覚
作業の現場で、毎日の観察の中で変化(違和感)を見つける。生産現場でも。屋外の現場でも。ソフトウェアの開発現場でも。


これは非常に大事だと思います。経営だけでなく、エンジニアとしても。
その中で「毎日の観察の中で変化を見つける」。
⇒これは自分にとっては、新しくなるほど、と思いました。
今後これは、ぜひ、実践していこう思いました。


他にも
●技術は一世を風靡して消えていくもの。そういったものとして、開発する。
●発明する喜びを忘れない。
●技術者倫理か経営者倫理か。

など、興味深い話はたくさんありました。


やはり、一般的なビジネス書より、
こういったエンジニア畑の本が
自分の中でしっくりきます。


●70才すぎても改めて、風の制御の研究に取り組んいるエッフェルの話。
●30代前半からIT系の資格を取りにいった女性エンジニアの物語。
●チャレンジャー号の爆発事故についての技術者の話。
●シティーコープタワーの話。

といった、数々のエンジニアのエピソードが出てきましたが、
自分の中で消化しやすいです。

エンジニア関係の本、量は多くないですが、
探して読んでいきたいと思いました。

ではでは。

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