必修科目ほぼ無し?自由に学べる学部で「時間割」作成イベントを開催しました!|明治大学 情報コミュニケーション学部
こんにちは、明治大学入学センターです。
日本で「明治大学にしか存在しない学部」をご存知でしょうか?
それは「情報コミュニケーション学部」、通称「情コミ」です。
今回は、知られざる情コミの魅力についてお伝えします。
情コミに関する5つの疑問
Q1. 理系?文系?
基本的には「文系」の学部です。
ただ、履修科目の制限が緩く、選択できる範囲も広いため、自分の関心に沿う科目を自由に組み合わせて受講できます。
希望すれば、IT系の科目(プログラミング、アプリ開発etc…)や、統計学・データ解析論といった科目も履修可能です。
Q2. 何を学べるの?
人文科学・社会科学を中心に、非常に幅広く学ぶことが可能です。
たとえば、経済学部なら経済学、理学部なら理学が、学びの中心になります。カリキュラムも、それらの科目群をメインに構成されます。
一方、情コミには「全員が学ぶ共通カリキュラム」が存在しません。
自分が探究したいテーマを探し、領域に捉われず、主体的にカリキュラムを組み上げていく。
それが情コミの学びです。
Q3. 特徴を教えて!
情報コミュニケーション学部では、次の3つの考え方を重視しています。
現代の高度情報化社会を生きる中で、自分にとって大事な「問い」を発見し、学問のジャンルにとらわれることなく多角的な視点からアプローチする楽しさを学びます。
学問に取り組む中で、学生は多くの「情報」に接します。
しかし、マスメディア、書籍、パソコン、スマートフォンなどを通じて情報を取得することだけが学びではありません。
論文執筆、映像制作、ダンスなどの身体表現、音楽表現etc… 伝統的な知の蓄積に新しい情報を加えるのは、創造的な「コミュニケーション」の営みです。
情報がコミュニケーションを促進し、コミュニケーションから新たな情報が生まれる・・・。
情コミでは、このサイクルに飛び込む学びを実践します。
Q4. どんな人におすすめ?
情コミの須田学部長は、新入生に向けて、こんなメッセージを伝えています。
固定されたカリキュラムが存在しないということは、裏を返せば、「自分の学びに責任を持つ」必要があるということです。
情コミで自分なりの「問い」を見つけて、幅広い学問領域を駆使し、徹底的に楽しむ(=「”楽“問」する)こと。
そんな大学生活を送りたい方には、ぴったりの学部だと思います。
Q5. 受験に必要な科目は?
一般選抜(一般入試)は3種類に分かれています。
学部別入試は「英語」「国語」に加えて、「世界史 or 日本史 or 政治・経済 or 数学ⅠⅡAB」の3科目受験です。
全学部統一入試は「英語(※独仏でも可)」のみ必須で、残り2科目は「国語 or 世界史 or 日本史 or 地理 or 政治経済 or 物理 or 化学 or 生物 or 数学ⅠⅡAB」から選択します。
したがって、たとえば「英語」「物理」「数学」といった組み合わせもOKです。
共通テスト利用入試には「3科目方式」と「6科目方式」があり、多種多様な組み合わせが可能です。
【イベントレポート】時間割作成ワークを開催しました!
2023年8月に開催されたオープンキャンパスでは、情コミの学びを伝えるため、「時間割作成」を体験するワークショップを行いました。
大学では、最初から時間割が決まっているわけではありません。
授業の内容が書かれたシラバス等を参考に、自分で時間割を組んでいきます。
情コミは、時間割の自由度が高いのが醍醐味です。
さて、まずは参加者(高校生・保護者)に「情コミのイメージ」を聞いてみます。
なんとなく、幅広く学べそうなイメージはありつつ、いまいちよく分からない・・・という雰囲気を感じます。
イベントの最初に、情コミの特徴である「学際性」について、職員から簡単に説明しました。
情コミのイメージがつかめたところで、早速ワークに入ります。
参加者には、講義内容が説明された「ひとことシラバス」と、それぞれの講義がいつ行われるかを記した「時間割作成ワークシート」が配布されます。
時間割作成ワークのルールは次の2つです。
この条件を満たしながら、自分の興味・関心に合う時間割を組み上げていく体験ワークです。
ワークシートを見ると、それぞれの授業が「社会科学」「人文科学」「自然科学」にジャンル分けされていることが分かります。
ジャンルにとらわれない時間割作成ができるのが、情コミの強みです。
さらに、ワークの途中では、情コミの先輩たちがテーブルを回って、参加者にアドバイスをしたり、質問に答えたりしてくれます。
実際の大学生活でも、先輩や友達に相談しながら時間割を組むことが多いので、大学入学後のシミュレーションになったのではないでしょうか。
このワークを通して、参加者は大学の講義をイメージしつつ、自分自身の興味・関心を深めることができた様子でした。
学部の詳細・問合せ
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