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音楽の日で想う「生歌」の大切さ

こんにちは、hanaです。

夏は長時間に及ぶ音楽番組が何本か放送されますよね。

私は音楽が大好きなので、必ず見るのですが、ふとしたときに感じる音楽番組への想いを記していきたいと思います。

生歌至上主義

音楽番組でよく見ていて嬉しいのは、
バンドが生演奏で、それに載せて歌手が歌うという構図です。


要するに、生演奏、生バンド。 

だから私は、レコ大のバンドがたまらなく好きです。

80年代かよ、と突っ込まれてしまいそうですが、アマチュアであれ、音楽を20年楽しんできた身からすると、どうしてもライブ感が大切なのです。
そして、口パクでないことも私のこだわりです。

リップシンクがズレることが嫌なわけではありません。
その状況で歌で皆が盛り上がっていればそれもいいと思っています。

それでも、私は生歌にこだわりたいと思うのです。

「今、ここにあること」

なぜ、生歌でなければいけないのか。

その答えはひとつ、今しかできない音を聞いていると体験ができるということです。

もちろん、その場にいるアーティストがパフォーマンスをするだけで幸せです。

今この瞬間に表現をしている。
かっこいい。かわいい。すごい。
そんな感情を抱けるでしょう。

しかし、多くの人が涙するのは「今、ここでしかできないパフォーマンスをしている」ということだからではないでしょうか。

紅白歌合戦に、音楽の日に出演したMISIAの歌は、そういった意味で「今、この瞬間」を大切に封じ込めたものに感じられました。

もちろんそれはダンスでもいいのです。
元欅坂46の平手友梨奈さんのパフォーマンスは、胸を打つものがありました。

ただ、あえてここでは歌番組でのアーティストについてお伝えしたいので…
生歌にこだわらせてください。

生歌の良さは、声にあります。
人は一度出した声をもう一度「音」として出すことはできないのです。
今、声を出し、全力でパフォーマンスをしているからこそ、人はライブを感じます。
声には感情も入ります。
レコード大賞で最優秀賞を取れば、声に涙がまじりますし、一度きりの大舞台のパフォーマンスなら声が震えます。

生を感じる。

今、この人も生きていて、私達に届けている。
そう感じることができるということこそが、醍醐味なのではないでしょうか。

やっぱりコンサートに行きたい!

音楽は瞬間芸術であるという言葉があります。
音は一度出せば消えてしまう。
だからこそ、この一音一音に心を込めるのだ、と。

下手だっていいのです。
アマチュアだっていいのです。

音楽を愛する人々が、表現し生まれた音も、奏でた旋律を感じ、誰かがそれを耳にする。

国籍を超え、言語を超え、年代も性別も超える。
一つの歌で涙を流したり、笑顔が溢れたり、元気をもらったりできる
だからこそ「音楽は世界共通の言語」なのです。

生歌の良さと音楽の素晴らしさは、もはや私が言うまでもないでしょう。
そのような中で、やはり残念なのは、今は画面を通してしかその瞬間を共有できないということではないでしょうか。

同じ空気を吸い、同じ瞬間を共有するからこそ伝わる感動はとても大きなものです。

いま現在、ジャンルを問わずたくさんのアーティストがyoutubeなどを用いて配信していますが、非常にもどかしいのです。

どうか、早くコンサートを開催できるような環境になればいいのに。と祈るばかりです。

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