変愚蛮怒 最初のキャラクターをつくる

変愚蛮怒をインストールする

とくに難しいことはない。
まずは下記のサイトからダウンロードだ。

Zipを解凍して、.exeをダブルクリックすれば遊べるようになっている。

この先一生付き合っていくアイコンだ。良く覚えよう。

Wikiもある。
変愚蛮怒の情報は大体ここに集まってるので、ひと通り見ておいて損はない。

起動する

起動するとこのような画面になる。
あなたは最初の起動なので新規を選ぶ。

マウスは使えない

ひとつ重要なことを言っておく。
このゲームはすべての操作をキーボードで行う。
最初のセーブデータを選択するところ以外ではマウスを使うことが出来ない。
いくら画面をクリックしても無駄だからマウスのことはもう忘れていい。

最初のキャラクターを作る

新規を選択するとキャラクタークリエイト画面になるので、順番に選択していこう。

このゲームでは性別の違いはほとんどない。
少なくとも、初心者であるあなたが最初のキャラクターをクリエイトする時点では*全く無い*と言っても差し支えないくらいに微々たる差だ。
好きな方を選ぼう。
「a)」や「b)」という記述は「Aキーを押す」「Bキーを押す」という意味だ。小文字の場合はそのまま、大文字の場合はShiftキーと一緒に押す必要がある。
このゲームではよく見るので覚えておこう。

このキャラクター作成画面では、Sキーを押すと最初からやり直せる。
?キーを押してヘルプを読もうとしてみるのもいいだろう。

種族を決める

性別の次は種族だ。
このゲームには、選択できる種族が馬鹿みたいにたくさんある。
でも安心して欲しい。覚えておくべき種族は片手で足りるくらいだ。

もちろん強い種族や弱い種族もある。
初心者であるあなたは、人間やエルフを選びたくなるかもしれないがそれは罠だ。
私があなたにおすすめできる種族はアンバライトだけである。
理由はいくつかあるが、今のあなたには理解できないので説明はしない。
とにかくアンバライトを選べ。
あるいは、あなたがLv20まで生き残ることができたときは他の種族を選んでもいい。

職業を決める

種族と同じく職業もあほみたいに多い。
あなたは迷うだろう。
しかし、とりあえずレンジャーでやってみて欲しい。
近接攻撃も弓も魔法も使えるので、チュートリアルにちょうどいいからだ。
大丈夫だ。あとでいくらでも他の職業に挑戦するチャンスはある。
そう、いくらでもだ。

職業は打撃職、魔法職、デュアル職、その他に分けられる。

打撃職は攻撃手段を近接攻撃に頼っている職業。
魔法職は攻撃手段を魔法メインにしている職業。
デュアルは近接攻撃も魔法もそれなりに使える職業だ。
(両方完璧にこなせる職業は存在しない。残念だったな)

その他の職業は、まあ上記以外だ。
アーチャーとか観光客とかだ。

魔法領域を決める

次は魔法だ。
魔法はお好き? 結構。あなたとは仲良くやれそうだ。

領域というのは、攻撃呪文や防御呪文がセットになったものだ。
職業によって選択できる領域は違う。
たとえばプリーストは第一領域に生命、暗黒、悪魔、破邪の四つから選択する。
レンジャーは第一領域が自然で固定されている。

初心者のあなたはどの領域を選べばいいかわからないと思うので、とりあえず仙術でいい。

魔法の内容を詳しく知りたい場合はwikiを見て欲しい。

性格を決める

次は性格だ。
性格はステータスの他にも特殊な効果を持つものがある。
魔法が簡単になったり難しくなったり、メッセージ表示が変わったりする。
この職業っぽい性格だな、というものを雰囲気で選んで良い。
大ハズレは引かないはずだし、引いた場合はすぐに分かる。

私がレンジャーをプレイする場合、大体すばしっこいを選ぶ。
弓が好きだからだ。

オプションを選択する

これはこのままでいい。
なんなら初心者用簡単モードをyキーで有効にしても良い。
受けるダメージが半分になるので、かなり死ににくくなるはずだ。
このオプションの詳細な説明は?キーでヘルプを開けば読める。

ESCキーを押せばオプションの選択は終わりだ。

能力値を配分する

今までのは前座だ。

この能力値配分こそがキャラクタークリエイトの最も重要な部分だ。

変愚蛮怒の能力値は、以下のように決まる。
基本値+職業修正+種族修正+性格修正+装備修正

職業、種族、性格の修正値については、今まで選択してきたものが表示されている。
装備修正はもちろんクリエイト中は関係ない。

今決めるのは基本値だ。
基本値はキャラクター自身が持つ能力値で、最大値は17だ。
ではぜんぶ17にすれば良いのかと言うとそうではない。

基本値はダイスロールによって決まる。
つまり……正規分布だ。

私にはよくわからない。
詳しく知りたい場合はヘルプとソースを読んで欲しい。

私はあなたに教えられるのは、今あなたがどうするべきかだけだ。

腕力17
知能13
賢さ10
器用17
耐久17
魅力10

これが初心者レンジャーであるあなたが設定するべき値だ。

まず、耐久だけはどの職業でも17にするべきだ。
耐久はHPに直結し、HPが尽きればキャラクターが死ぬからだ。

腕力と器用は近接攻撃の攻撃回数に影響する。
攻撃回数はターンあたりのダメージに影響する。
打撃職では両方17にするべきだ。

レンジャーは魔法を使うときに知能が関係するので少し上げる。
もしオートローラーを回す時間があるなら15くらいまで上げてみても良い。

レンジャーの場合、賢さと魅力は戦闘能力には直接関係しないので、少し低い値にする。

基本値17は3つまでが限界だと思ったほうが良い。
あなたは初心者だし、私は忙しいのでここでは詳しく説明しない。
基本値の合計値を高くしすぎると永遠にダイスロールを続ける羽目になるとだけ覚えておけば良いだろう。
どうしても詳しく知りたいならWikiに記事がある。

回す

条件を満たしたキャラクターができあがるまで暫し待つ必要がある。

あなたのCPUの性能が十分なら、数秒で結果が出るはずだ。
どうしても止まらないなら、一度ESCキーで停止した後、Shift+Sキーを押して最初から設定し直す必要がある。

できた!

オートローラーが止まると、こんな画面になる。
あなたの最初のキャラクターができあがった瞬間だ。

最初のうちは年齢や身長、体重などは気にしなくていい。
そこまで凝り始めると本当に時間が足りなくなるからだ。

とにかく、Enterキーを叩こう。
すると、名前を聞かれるので入力する。
日本語での入力も可能だ。(入力後に日本語入力をオフにするのを忘れないこと)

生い立ち編集

ここでも日本語入力が可能だ。

ゲームにはまったく関係しない、フレーバーテキストのようなものだ。
練りに練った小説を書くのもいいし、自己紹介を書いても良い。
キャラクターが死んだり、ゲームをクリアした際に人目に触れる可能性があるので、あまり品性が疑われるようなことを書くのはやめたほうが良いだろう。

Hengband\lib\user に histedit.prf という名前でファイルを作っておけば、Ctrl+Aキーで生い立ちを読み込むことができる。

ファイル内には、以下のように H: を行頭に置いて記述する。

H:あなたは名の知れぬアンバーの王族の認知されていない子供です。
H:あなたはブラウンの瞳となめらかな茶髪を持ち、白い肌をしています。

文字数は全角で116文字まで有効だ。
改行は無視されるので、行頭を揃えたい場合はスペースを使う必要がある。

冒険を開始

生い立ちを編集し、Enterキーで終了したら、ついにあなたのキャラクターは冒険を開始することになる。

いろいろな苦難が待ち受けるだろう。
わからないことも多いと思う。
でもとりあえずあなたは、ゲームを開始することができたのだ!

次は敵の殺し方と最初のクエストに行ってみよう。


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