2020/05/04; Majority Blues

今年度初の寝落ちを経験し、昨日の分の更新できませんでした。連休で気が緩んだのか、めちゃめちゃぐっすり寝られたので、良しとします。

ところで皆さん、本音言えてますか?

自分もそうですけども「自分はみんなと違う意見を持ってるけど、ここはみんなに同意した方が上手く進みそうだから同意しておこう」という、つまり本音を言わずに、建前を述べてやり過ごす場合がすごく多いと思うんです。
みんなが本音を言わないことは、みんなが建前を言うことに拍車をかけ、建前を言うことが波風を立てない常套手段となっていきました。そしていつしか、本音を言う人に対して、批判が集まるようになっていってしまったと思います。

ここで私の大好きな楽曲”Majority Blues” (チャットモンチー) を引用します。

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https://youtu.be/xVi0jwNXe3A

“my majority  みんなと同じものがほしい
だけど Majority Minority  みんなと違うものもほしい”

“my majority  あなたを作るのわたしじゃない
だけど Majority Minority  あなたを守るのは私
まだ見ぬ私へ あなたを作るの私だけ
Majority Minority  あなたを守るのも私”

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Majorityとは私の中の大部分を占めるところ。変な人だとか思われないように、ここはみんなと同じでありたい、いわば建前の部分です。
Minorityとは私の中の個性的な部分。小さくても自分だけが持っている価値観とか感性とか、そういうところ。いわば本音ですね。

私たちは世間から嫌われないために、自分の中のMajorityを世間に合わせて調整します。しかし、アイデンティティとなり得る残りのMinorityの部分は、自分で作り守っていかなければいけません。このMinorityを守るためには、本音を表明してみんなに認めてもらう必要があると思います。

今の社会、MajorityがMinorityを潰してしまっているんじゃないかと思うんです。本音を言わず建前でやり過ごすという先の例もそうですが、随所で出る杭は打たれてしまうんだという話を聞きます。
Minorityを守るために、1度建前ばかり重視するのをやめ、みんなが本音を言いやすくなる環境を作る必要があるのではないでしょうか。人の本音を知り認め合うことで、みんなの中のMinorityは世界をより明るくするスパイスになると思います。

だから私は、周囲の友人がみんなやらなくなっても、InstagramよりTwitterを続けます。Twitterの方が好きだからです。

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