2020/11/15; 無為な人生を送ってきたこと

自分が考えなしに人生を送ってきたことに気づいた時から、自分の存在意義について疑問を持ち始めた。自分は、頭がキレて仕事ができるわけでもなく、得意なことがあるかと聞かれれば返答に困り、取り立てて大切な人もいない。仮に俺が死んでも困る人はいないと思うと、何のために俺は生きているのか分からなくなる。

こんな疑問を抱えてなお、この世界にしがみついているのは、俺が死んだら親や友人が悲しむからである。また単純に死ぬのは怖いし、死ぬ理由もないからである。俺はこの永遠の疑問を前に、無為に生きるか無為に死ぬかという2択を前にして、前者を選び続けているのだ。

無為に生きていると、色々と嫌なことが起こる。仕事で無為は許されないし、無為な人間は他人にとって無益なので、交友関係が上手くいかない。これら嫌なことを打破できるだけの能力が、自分の中に有れば、と何度思ったか知らない。無為な人生を送ってきたゆえに、解決する手段も持っていない。

無為に生きてきた人間でもできることがあるとすれば、継続することだ。このnoteも約8ヶ月続けてきが、今辞めてしまえば、後になって「無為」の一言で無かったことにしてしまうのだろう。ならば続けるしかない。ただ続けるしかないのだ。その先に、きっと無為ではない景色が見えると信じている。

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