2021/05/22; やって初めてわかること

Noteで文章を書き始めて、わかったことがある。内容は何であれ文章を書くヤツはすごい、そしていい文章を書くヤツはもっとすごいということだ。

パソコンを開けば、インターネットという情報の大海が広がる。物心つく頃、既に大海には綺麗な貝殻も毒を持つ魚もいっぱいだったので、俺にとってのインターネットは広大な遊び場だった。目につくものを手に取っては、感動して大切にしたり、つまんねーとポイっとしたり。言わば、海の幸を一方的に享受する側だった。

長らく享受する側を貫いてきたが、noteを始めたことで、初めて情報を与える側に回った。自分で記事を書いてみると、これまで享受してきたような面白い文章などまず書けない。まっっっったく書けない。出来上がるのは誰の損得にもならない虚無ばかりである。大海の中きらりと光る文章がどれほどの苦労の末のものなのか、想像もつかない。恥ずかしながら、この時初めて、綺麗な魚がどこから来たのかということに思いを巡らせたのである。

自分で記事を書き始めるまで、インターネットで誰かのブログを見ては「つまんね」などと宣っていた自分をぶちのめしたい。お前にそんなことを言う筋合いはあるのか?痴がましいと思わないのか?誰かが苦心して書いたものに対し、なぜ敬意を払えないのか?今はそんな気持ちでいる。

noteを始めて、1つ大切なことを学んだ。

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