2020/06/14; クサい台詞を言わせてくれ

今回、かなりクサいことを言います。友人が見てるかもしれないので非常に恥ずかしいんですが、思ったことは言う主義なので、この場にしたためようと思います。
ただ、あまり真面目に書くとそれこそ恥ずかしいので、ちょっと砕けた文章になりました。

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映画「レ・ミゼラブル」を視聴しました。もう何度も見ている映画でしたが、やはり涙なしでは見られません。これ、かなりオススメ映画なので、是非皆さんにも見て泣いてほしいです。

この映画には様々な愛が登場します。言葉にするなら、親愛とか友愛とか恋愛とか、いろいろな形の愛です。そしてラストシーンにて「誰かを愛することは、神様のお傍にいること」と語られます。どんなときも愛は神様の意志に背くものではないと言うのです。

僕は神様を信じているわけではないのですが、この言葉にはハッとさせられました。思えば愛というのは、最も人間を人間たらしめる感情なのではないでしょうか。自分だけのためじゃなく、人のために何かをする。時には人のために自分を犠牲にする。他の動物には真似できないことでしょう。

映画を見た直後、僕はamazarashiというバンドの「つじつま合わせに生まれた僕ら」という楽曲の歌詞を思い出しました。その一節を以下に引用します。

“死刑になった犯罪者も 聖者の振りした悪人も 罪深い君も僕も いつか土に帰ったとき
その上に花が咲くなら それだけで報われる世界
そこで人が愛し合うなら それだけで価値のある世界
だからせめて人を愛して 一生かけて愛してよ
このろくでもない世界で つじつま合わせに生まれた僕ら”

人を愛することは、この世界を価値あるものにするんですって。僕らが生まれた意味って、こういうことなんじゃないですか?愛し合って、是非価値のある世界を作ってくれと、人間は生まれたんじゃないですかねぇ。

改めてこの歌詞を読んでみて、僕は人を愛することを大事にしていきたいなぁと思ったわけです。その対象は必ずしも恋人ってわけではなくて、友人とか家族とか。あと自分も入ってます。とにかく好きな人には愛をもって接したいなぁと思います。
愛とか言うと大層なものですが、愛をもって接するとは、嘘つかないとか尊重するとか意見を聞くとか、そんな普通のことですけどね。

学生の時から「俺は何のために生きてんのかな」と思うことが何度かありました。そんな深く悩んでたわけではないんですけど、研究も上手くいかんし、就活も自信なかったし、歴史に名を刻めそうもないし、俺が生きてる価値って何なんだろと思っていました。
こういうことって1度考え出すと、脳みそのどこかに貼り付いて、ことあるごとに思い出してしまうんですよね。

けど今日、その問いに対する1つの答えを見出せた気がします。つまり人を愛するために生きているってことです。何かを成し遂げたり歴史に名を残したり、そんなことはしなくてよくて、ただ人を愛すれば目的達成なんですね、人生って。そう思えばイージーモードな気がします。

ただ忘れてはいけないのが、愛があるってことは憎もあるということです。残念ながら僕は聖者ではないので、見ず知らずの人とか自分に危害を加える人を愛することはできません。
けどせめて、憎む人ができるだけ少なくなるような一生を選んでいきたいです。

以上、「レ・ミゼラブル」を見て思ったことでした。皆さんも見たら感想を教えてください!

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